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Channel: 詩人PIKKIのひとこと日記&詩
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シュレジンガーの猫みたいな子猫

朝になるときまっていつも 駐車場にうずくまってじっと 僕の顔を見上げる子猫がいる 毎朝その子猫に話かけたい欲望にかられる ぼくがまだ学生の頃飼ってて よく二階の窓から放り投げた 子猫にも似ている 今年の春ジョギング中に いつまでも啼きながら ついてきた子猫にも似ている ぼくが”不幸せ”と名づけたその子猫は 今朝もまた ふらりとどこからかやってきて 僕の顔を見上げている まるで...

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今だけカネだけ自分だけ(10月5日付け日刊スポーツ・政界地獄耳)

今だけカネだけ自分だけ(10月5日付け日刊スポーツ・政界地獄耳) 元長岡京・豊 http://www.asyura2.com/19/senkyo266/msg/220.html 投稿者 元長岡京・豊 日時 2019 年 10 月 05 日 08:42:27:...

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神さま

いつも遅刻してくる せっかちな指揮者みたいな神さま 「天使さん、ちょっと音が小さいよ」 「悪魔さん、もうちょっと音を控えて」 「おいこらモンスター、寝てんじゃねえよ!」 神さまは 遺失物のようなもんなのかもしれない それともちょっとだけ意地の悪い 遺失物係のようなものか 神さまの存在の気配が ずっとしていたのは ぼくの心のやましさのせいだったろうか 「ぼくの命の残り分を 母のためにあげてください...

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トランク

秋のトランクから 色んなものが振りまかれはじめた ぼくには それを入れる入れ物がないというよりも ネズミたちの齧るまんま ぼくのトランクの底には これ見よがしに大きな穴が開いたまんま 宮沢賢治の「トランク」を読んでから 無性にトランクを買ったのはいいけど 使ったのは一回こっきり あまりにも大きすぎて あまりにも重過ぎたのだった そんなものには 入れる物などなかった

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月が昇るまでは

月が昇るまでは 君のベットで待っていたい そんな季節もあった 月が昇るまでには 死ななければと 断崖絶壁で待っていたことも けれどももう ぼくの月は 死んでしまった 風のなかで マッチに火をつけて 最後の煙草を吸っていた日々は はるか遠い思い出 ■そうなんだ・・ 今日は僕だけの「天国」へ言って来たんだっけ。人間の人口物が一切目にはいらないのがぼくの「天国」。...

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アイヌ 知里幸恵 大本教 天津アヘン密輸事件

暑いのかそれとも寒いのかが わからない季節のなかにずっといる 息もできない吹雪のなかではないかと 思わず草むらに倒れこんだ焦熱の真夏 その境界がついにわからなくなる 哀しいのだか嬉しいのだか 戸惑ってる自分がいる 殺したいのか愛したいのか ついにわからなかった君がいる 残るのは夢のまた夢 厳然としてあるものは未来だけ ◆これらに興味のある人は以下記事「Re:...

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氷の上に似てる

もうじき真夏だというのに 水がひやっと冷たかったので ふっと母を思い出した 寝たきりになったベッドの上から しょっちゅう 「お湯をつかいなよ」と言っていた母 まだ暗い道のあちこちの 凍った水溜りのなかの 冬の星座をひとつずつ 壊して歩かずにはいられなかったあの頃 人を愛する気持ちは 氷の上に似てる 重すぎると こなごなに落下してゆく 殺したあとには すっかり溶けてしまって跡形もない

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スミレの花咲く頃には

スミレの花咲く頃には 決まって思い出す 夢のような町がある あれが初恋だったと 今ごろになって思いだす 振り返る君の戸惑いの表情 「詩を作ってるんだ」という僕に 「こんど見せてね」と微笑んだ君 スミレの花咲く頃には 決まって思いだす君がいる もはや鎮魂歌となってしまった あの頃の詩といっしょに...

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傷跡

身体の傷跡みたいに こころの傷跡は おいそれとは姿をあらわさない こころはいつも孤独に 何か吸い上げては 樹液のように言葉だけを送り出す シュレジンガーの子猫みたいに いると思うといなくて いないと思うといるような存在だから ひとつの物語が終わり また無数の新しい物語が すでに始まっている 立ち上がったからといって 歩き出さなければいけない訳じゃない 拳を振り上げたからといって...

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最後の一杯

冬眠から覚めたばかりのギョロ眼の蝿が ぼくの一番お気にいりのコーヒーカップの縁から ポトリと身投げした この世での最後の一杯と 決めていたキリマンジャロなのに 世界で唯一安楽死と麻薬が公認の国 オランダについて考えるのも すっかり馬鹿らしくなってしまった その蝿はあいかわらず コヒーとミルクを引き連れて ぼくが一番お気に入りのカップの中で ぐるぐるぐるぐると回り続けている 祝宴!シェフ...

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風に吹かれて

風のなかでは ただただ草原のように そよぐしかない ときどき風のなかに立ち尽くして 樹々のように振りかえることがなければ 人間などただの思い上がった 残虐な生き物でしかない 風のなかで生まれ 風のなかの君を愛したから 風のなかへと環リゆく なにひとつ所有しない輝かしさでいられる そのときこそ 微塵に散りゆく人生もまた 新しい風の生まれる場所になる

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ほんとうは誰かを殺したかったのか?

北海道での子供時代は 転校が多かったせいか いじめの洗礼を真っ先に思い出す 不器用で話すことの苦手なぼくには 友達なんかなかなかできなかった もっぱら自然の中を歩き回ったり 本を読むだけだった いまでも続いている 誰にも言えないぼくの趣味は 蝿を殺すことだった 壜の水に蝿をつけて 何秒で死ぬのかを記録していた 最近では団扇をあちこちに置いて 日々の戦獲を記録している 自然が皆無の都会だったら...

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レット・イット・ビー

なるがままがいい 風みたいに きへてゆく夢みたいに 樹々みたいに 海藻みたいに 流れゆく雲みたいに けれども根っこでは しっかり流されまいと 踏ん張ってるのがいい 春たけなわ 孤児みたいに目を見開いて 夕陽へとアクセルをふかせば どの街もすでに死んでしまった街 10年前、日本最悪の会社の一つJR西日本の福知山線の尼崎電車区で、我が国の鉄道歴史上、最悪の大惨事が起こった。...

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伊藤前長崎市長の妻十四子さんの手記

なんの怒りの言葉もなかった安倍晋三よ、日本国民よ。 まだ聞くための耳は持っているのか? 怒るべきときに怒る気持ちを持っているのか?  『遺族の気持』   伊藤十四子...

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アメリカ先住民、台湾、朝鮮半島、アイヌ

「アメリカ・インディアンの歴史」「三内丸山の世界」(山川出版)読了。 アメリカ大陸は騙しと、虐殺と、奴隷制度の歴史とも言うべきか。 それにしても、天然痘等の菌を仕込んだ毛布を贈ったり、十歳以下の子供は奴隷に、それ以上の男女の頭の皮に膨大な懸賞金をかけたり(奴隷時の約半分)・・...

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誰もが未来を奪われてしまう事への怒りー「年金問題」

さすがにトリ頭の日本人でもそろそろ気づいてしまったのかも? そこからなんとか国民の目をそらそう・・というのが今回の久間防衛相の失言問題だったのではないかのかと思う。 年金問題への国民の怒りに右往左往している権力者達の姿なのではないのか? 改憲論議など木っ端微塵に吹っ飛んだではないのか?...

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生々しい関電衝撃情報<本澤二郎の「日本の風景」(3463)

<「検察捜査は100%ない」の日本の特捜部事情>  まもなく19号台風の影響で、木更津も停電になるため、明日のための記事を書くことにする。今日は電話での情報交換ができなくなるため、こちらから友人に電話した。相手は谷川という国税OBの参院議員の面倒を見てきた御仁である。...

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やくざ内閣の課題<本澤二郎の「日本の風景」(3461)

<自衛隊総動員体制で台風19号に対応せよ!>  台風15号の経験から、縁台の置物を狭い部屋に押し込んだり、10月11日は朝から大忙しだ。気象庁も99失態を踏まえて、二度目の記者会見をして、19号台風の防災対策を呼びかけていた。...

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警察餞別とやくざ議員<本澤二郎の「日本の風景」(3460)

警察餞別とやくざ議員<本澤二郎の「日本の風景」(3460) https://blog.goo.ne.jp/fugimi63119/e/b95f92dab706abcd5c43bd8571d0d443 <関電疑獄でも表面化した警察幹部への賄賂金>...

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イエスタデイ

https://gyao.yahoo.co.jp/player/00274/v10512/v0937700000000540108/...

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