野良犬
飼い犬は嫌いだ 満足しきったあのいやしい目が 好きになれない うらぶれた野良犬の ちょっと淋しげでそれでいて 誇りに満ちたしぐさは大好きだ 雨に濡れそぼりながら 灰色の野良犬が 同心円状の黒い闇の中へと 消えていった 日本人も一緒だ 家畜とは違う野良犬は 順番に屠殺場行きの運命
View Articleけして言うべきではない
君らが生きものだというなら ぼくらもまた生きもの 君らがより素晴らしく生きたいというなら ぼくらもまた 素晴らしい人生を送りたいなと思う 人口のたった1%の君らだろうと それを支える99%のぼくらだろうと そして草木鳥獣のあらゆる生き物も その例外だとは けして言うべきではない
View Article首切り(推敲形)
トヨタグループに続いて 創価学会系企業からの首切りだった それにしても頭に来るのは 相談に行った労働基準監督署のエリート課長の対応 労災隠しやパワハラやセクハラを 取り上げないというのまでは理解できる 天下のトヨタグループや創価学会系企業を 敵に回しては出世できなるだろうから けれども ぼくがもらい損ねた ボーナスや労災隠しで自己負担分や傷病手当金の...
View Article言葉は
すべての言葉は 言い訳のためのものかもしれない すべての青空が 神々の錯乱と錯覚の産物であるように すべての森々が隠すためにあり すべての島々が とおい埋葬のためにあるように すべての生き物が哀しみの産物であり すべての人々が 涙の結晶を抱いて生きているように
View Articleレスラー(R15+)
https://gyao.yahoo.co.jp/player/00805/v10553/v0985100000000542493/ 人気レスラーだったランディ(ミッキー・ローク)は、今ではスーパーでアルバイトをしながら、かろうじてプロレスを続けている。ある日、長年のステロイド使用が祟り、心臓発作を起こしてしまう。「命が惜しければ、リングには立つな」と医者は病院で目覚めたランディに告げる……。...
View Articleはつこい
16歳の春ぼくは地図を失った 都会の片隅の映画館で観たのが 中上健次原作の「19歳の地図」 ぼくの長い放浪の始まりだった 人っこ一人通らないゴミだらけの裏道をとぼとぼ 俺のふるさとはもう無くなってしまったんだなと 廃線のためもうその頃は 熊しか棲まなくなってしまったふるさとだった ぼくだけの地図上には もうあらかた忘れてしまった アイヌ語の地名がびっしり 「鹿を追い落とす断崖」の上の白い給水塔で...
View Article首切り
トヨタグループに続いて 創価学会系企業からの首切りに それにしても頭に来るのは 相談に行った労働基準監督署のエリート課長の対応 労災隠しやパワハラやセクハラを 取り上げないというのまでは理解できる 天下のトヨタグループや創価学会系企業を 敵に回しては出世できなるだろうから けれども ぼくがもらい損ねた ボーナスや労災隠しで自己負担分や傷病手当金の...
View Articleファントム‐開戦前夜‐
https://gyao.yahoo.co.jp/p/00998/v01073/ 世界を破滅に導く最終兵器<<ファントム>>。 核ミサイル発射の、カウントダウンが迫る!...
View Articleアイヌのカムイ
歯医者へ行ったら 一日間違ってて明日の予約 仕方ないので古い町並みを散策 八百屋の店頭にダンボール一箱分のミカンが 800円で売ってた 皮を風呂に入れたいので早速かう 皮はその他にも色々な使い道があって 魚の臭いを手からとるとか アイヌの地名もまた 日本人とは比べものにならない繊細で詳細なものだ だから元々は農耕民だったという説もある 万物にカムイが宿っているのだから...
View Article夢のなかでは
すべての始まりは 夢のなかでだったのかもしれない 夢のなかでは かっての火のようなものだったのか 燃え尽きて別のものに姿を変え 食物はなにかしらより殺意に 粘土質の土はよりかたい土器にと そしてなによりも 孤独なシャーマンのこころを照らす ー関寛斎みたいな松明ともなり ながい人の社会がはじまっての 泣きじゃくりながら貪り飲んでいた あの気まぐれな驟雨のいくさきをしらない
View Articleあっばれ首をくくるばかり
ぼくにも君にも いよいよなにひとつの自由も 未来も残されいない 奴隷と変わらない境遇がまっている ずうっともアメリカの奴隷で 世襲政治家や国家官僚や大企業官僚の奴隷 さらに悪いことには えばりくさったマスコミや宗教団体の奴隷だ もうこんな国は真っ平ごめんだ ふるさと北海道へと帰って もう金輪際税金なんか納めるもんか こんな腐りきった国はどうなろうと知ったもんじゃない 自分だけの畑を作ろう...
View Article明日
「さよなら・・また明日」と 何度君にそう呟いただろうか いつもの黄昏の街角で 自転車で去ってゆくきみの後姿へと 認知症で寝たきりの母にも 「おやすみ母さん」 「いい夢をね」 明日にはたぶん 明日の風が吹いているのだろう 明日には ぼくやきみが何もかも無くして 震えているのかもしれないけど それでも「また明日ね」と 希望を込めて呟くしかない 誰にだって 明日も生きようという生命を...
View Article素っ裸のぼくはそう思う
不幸せは シャツに開いた穴みたいなもんかもしれない いじくってると だんだん大きくなってしまう 穴の存在なんか忘れて 身軽を楽しめばいいのに 自分の姿に惚れこみなおしたり こんなんじゃなかったのにと 嘆き哀しめばいいだけなのに けれどもパンツに開いた穴は 誰からも顰蹙を買う 誰もが似たようなもんというのに 大きくて邪魔臭かろうが 小さくて探すのに苦労しようとも どっちでもいいべやと思う...
View Articleとんでもない国の とんでもない介護
母の介護中に 一番往生したのは雨だった ちょっとの雨で 窓一面が滝状態となる それも新築三年目ぐらいから あっちからもこっちからも 雨だれが落ちるので 洗面器やらバケツやら タオルの総動員だった そんなのを 寝たきりの母には悟られまいとして ラジオをつけっ放しだったり 母の好きな美空ひばりを口ずさんだりだった とんでもない国の とんでもない介護だった
View Article戦前の労働者奴隷化と女性の性奴隷化
戦争前には 凶作の度に女性の人身売買が日常茶飯事だった それ以前には国家戦略のもと 財閥や天皇家の懐を肥やすために 東南アジア等に売られて行った”ジャバゆきさん”たち それが 東北人を主体とする軍人たちの 2・26事件のひとつの原因だった 宮沢賢治の「ペンペンペンネネム・・」童話にも ちょこっと顔を出す 現在核廃棄物のゴミ捨て場にされてしまった その頃の青森県六ヶ所村長が...
View Article休日には海へ行こう
お気に入りの三重県の広い海岸で 流木を拾いながら子供たちがたくさん歩いていた 焚き火でもやるんだろうか 志摩でサンマ寿司を食べすぎたせいか 胸ヤケがしんどい。 サンマだけは時々胸焼けするな いくら食べても飽きないのが、 あけぼの「いわしのトマト煮」100円 レモン汁とオリーブオイルをたっぷりかけて食べると 頬っぺたが落っこちそうになる 休みになるといっつも一家揃って 海へと行っていたあの頃...
View Articleひどい指導者ばかり選んできたツケ
あの世の死者たちはおそらく カンカンに怒っている ぼく等のすべてをなんちゅう 欲に眼がくらんだ情けない奴らかと 世界一素晴らしい 人類史上稀有の憲法を持ちながら 世界一豊かな食料や自然や 完全な資源リサイクルの伝統文化を持ちながら 誰もが働くことが大好きな世界一勤勉で 思いやりのある人々であったはずなのに 現在のその様はなんだと 嘆き哀しんでいる気がする 十年間自殺者3万人以上どころか...
View Article灼熱の魂
https://gyao.yahoo.co.jp/player/00862/v00231/v0000000000000000355/?pid=yahoomovies_n&c=mt_pr&af_adset=academy&af_ad=syakunetsunotamashii&is_retargeting=true キャスト...
View Article