米国は、中国と戦争するどころか、イランとも戦争できないだろう。国内がそういう状況ではない。国民は内政にのみ関心を持っていて、つまり内向きになっている。「自由と民主主義」のために犠牲を賭して共産中国と戦争し倒す、などと、そういう雑な想像力や使命感に引っ張られることはないと思う。
小谷哲男。分断した米国が一つに纏まるには、外敵である中国と戦争することだと言っていた。実は、私も、小谷哲男とは全く立場と動機が異なるが、客観的な分析として、3年前まではこの見方に近かった。が、今は違う。無理だね。米国はもう戦争で国民統合などできない。逆に分裂と混乱を深めるだけだ。
東京のホテル。そんなに客室稼働率が落ちて経営が苦しいのなら、もっとコロナ用の宿泊療養の部屋数を増やせばいいのに。なぜそれができなんだろう。清掃がどうのこうの言っているが、言い訳にしか聞こえない。熱が下がって症状が収まった療養者が自らやるとか、できないのか。https://this.kiji.is/721591727360114688?c=39546741839462401 …
玉川徹の提案の、築地市場跡地駐車場にコロナ専用病院を建てる案、いいですね。武漢モデル。重症患者(あるいは中等症患者)と医療資源を集中するべきだ。モーニングショーが、事実上の司令塔というか、コロナ対策の仮想司令塔になっている。アイディアを出している。玉川徹が担当大臣やった方がいい。
イラン核合意も元に戻すだろう。これは、ケリーがモゲリーニと一緒に汗をかいて一生懸命に纏めた外交成果だ。オバマ政権が残した大事な財産だ。トランプとポンペイオにぶち壊されたが、必ず元に修復しようとするだろう。中東外交でも脱トランプする。
米中関係をハト派の立場から見通しているのは、一瞥したところ、田中均だけのように見える。米中首脳会談が必ずあると言っていた。首脳会談を持つということは、3年前のペンス演説以降の、トランプ政権による反中諸政策を撤回するということだ。脱トランプして元の関係に戻すということ。
昨日、グレン・フクシマがバイデン政権の外交政策についてNHKで話していた。日本の右翼やマスコミが予想し期待するほどには、中国に対して強硬姿勢に出ることはないようだ。日本の右翼とマスコミ、バイデン政権に梯子を外されるんじゃないかな。プラウド・ボーイズとトランプの関係のように。