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Channel: 詩人PIKKIのひとこと日記&詩
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カプカプ

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一日の終りともなると
いつも哀しく
夜空を見上げたくなる

いやらしさだけだった今日の
あれやこれやや

見えてはいないけれど
確かに存在しているはずの
星々のように感じて

たぶん日本人は
農薬や毒まみれや
アメリカからの
狂牛病の肉を食べ過ぎたんだろう

みんなとっくに
脳味噌が腐っているんだろうな
と呟いているぼくがいる

人体実験の場だった学校給食や
コンビニ弁当たちよ
いつだって偽装だらけだった日本低国よ

もはやすべての
ぼくらの醜悪さに
おさらばする季節がやって来た

少女は自分の腕にリストカットを繰り返し
子猫はあい変わらず
自分の尻尾に噛みつき

人間たちは自分の影に怯えては
安易過ぎる
弱い者いじめに精を出すことだろう

カプカプとまた
今日という疲れだけの日に
揺れるブランコだけが知っていた
ありとあらゆる風の想い

人生など
好きなように
塗ったくればいいだけの話しだけというのに・・

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