瓦礫処理のために地元被災者を優先的に採用という条件付きだったものが、福島県よりまだ条件のいい宮城県ですらその割合が37%なので、県が企業に改善を要求をという。その一方で失業保険を切られて将来の見通しが立たない被災者数が一万人以上とか。これは政治の貧困や悪政と言わずにはいられない。
具体的には、希望する被災者全員を特別公務員に採用すべき。
下記のように災害大国 日本できちんとした復興復旧や被災者・被爆者救済こそが最優先されるべきだ。
その上で、関東大震災等の近未来の大災害の備えともなり、海外支援をも想定した災救・防災隊員や復興要員や諸システムを立ち上げるべき人材として採用育成して、後世の日本や世界のためにその経験やノウハウの蓄積を図るべき。
それらの根本にあるべき思想としては、晩年司馬遼太郎提唱がオランダを手本にした土地公有制度が参考になる。
そして、これが唯一効果を発揮するのがエンデ提唱の減価し最後に貨幣価値ゼロになる「地域通貨」(原価前の混乱回避のために宝籤の景品に畑地付別荘を)との組み合わせであり、以下を参考にしてもらいたい
国内的組織としては、「マイスター教育制度」と「時間貯蓄&地域通貨発行銀行制度」をその中心にすえる。
国外的な提唱としては「非武装中立」(日本の伝統的な墨家的非攻専守防衛理念の発展形)宣言を世界中に発信後の軍隊の放棄による国境問題の解決である。
世界の常識では軍隊の自衛隊は、その半分をより高度な武器を備えた空海での国境警備省として海上保安庁と共同で国境警備を担当する。
残りの半分は、災救防災・環境再生・原発管理廃炉省にする。
それが災害大国日本にはより相応しい上に、世界に新しい軍隊の方向を提示する画期的なものになることだろう。
なお予算的には、防衛費約半分数兆円とODA約1兆円だが、故童話作家エンデが提唱した「地域通貨」(定期的に減価し最終的に貨幣価値ゼロになる通貨;減価直前の混乱回避のために宝籤機能をつけてその景品を畑地付き別荘にして耕作放棄地・休耕田・限界集落土地を利用した食料自給率アップと大災害時被災者用にも効果大)
日本のダイナミズムの秘密は拮抗する東西の王権・文化と地方の多様性だった
た。それが明治以降、特に戦前の戦争遂行翼賛体制の中で失われてしまった。その再興のため高校〜大学でのマイスター育成&情報重視の教育制度を。マイスター高校では最低でも半年を海外留学にあてる。
マイスター教育のために東京・京都の二箇所に大学院大学を新設し前者を未来的な、後者を過去遺産的比重を強くして競わせるべき。ただ世界的な人材や情報収集蓄積のためには情報共有のためのセンター研究施設を中間で新首都に相応しい名古屋近辺に置く。
北海道を例にとると、支庁毎にマイスター高校を札幌に大学を置く。科目は、IT情報データベース、伝統文化技能、食文化、農業、漁業、災救&自然環境保護、映像、エネルギー全般、起業、海外支援科等で、その道のプロを講師に・・
ただこのマイスター教育制度はなかなか権力権威には弱い人々の理解を得ることは難しいので、アジアで唯一の国際機関の「国連大学」のネームバリューを活用する事が必要になる。
それは具体的には、世界各国の理解を得るために、参考にし提携すべき国々(ドイツ、キューバ、中近東、中国、ロシア等)にそれぞれヨーロッパ国連大学分校、中南米国連大学分校等を打診して理解と協力、人材支援や情報支援が得れるようにする。
◆疲れたので続きはまた夕食後に・・