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Channel: 詩人PIKKIのひとこと日記&詩
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   時代の辺境で

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さもしい我ら猿の末裔は
いつしかデジャブの森の迷路に迷いこむ
季節外れの午後に棲む薄汚れた蝿になる

氷河期への途上というのに
「温暖化詐欺」と放射能汚染で浮かれ騒ぐ低国
劣等日本人の金金金にはつくづくうんざり

口中に血が満ち溢れる時がさよならの季節だから
夭折した母を嘆き哀しむよりも 
死滅しつつあるテラの潮の満ち干を懐かしむ

ぼくらの血の詰まった身体は
月の満ち欠けのままに干潟となり
待ちわびて死んだ君の墓石の月影になる

いつ頃からか放射能だらけの海を前に
差別や殺戮へと向う低国の愚かな支配層たち
奴隷家畜の運命から逃れるために戦争を選ぶ者どもの怠惰と卑怯よ

もはや火が点かなくなった
ライターを捨てさる時がやって来た
切れ味が鈍くなったナイフを遠く放り投げる時代が

言葉がいよいよ深く真紅のクレバスになる
互いの血肉をさらに見事に切り裂く時代に僕らは棲んでいる 
空や自由が空色に見えていたのはもはや遠い時代の話し
何もかもが錆色の血を流して黄昏れてゆく時代



ー @IWJ_AreaCh1    13.赤嶺「北部訓練場は使えなくなったから返す、と海兵隊はハッキリ言っている。必要なくなった基地は返さなければいけないと書いてあり、移設条件があるとは地位協定に書いていない。すでにオスプレイパッドは15箇所ある。さらに増やすのは負担増大に他ならない」@iwakamiyasumi

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