最新の詩(12) 金魚売り
叫びたいけど叫べない現実がある
叫ぶどころか
ついポロリと本音を漏らしてしまったらたちまち抹殺
この世界はワタミよりも
はるかにダークなのだよと
逃げ水を追う蜻蛉が頷く
橋下という金魚売りや
安倍という明治以来の売国奴本家
石原という馬鹿な子を政治屋にという爺もまだ生きてるのは
実に平和な国だったらしい
原発企業の金にひれ伏して
情報隠しの天下り官僚政治屋支援の知識人やマスコミも
もう寿命は長いことはない
この世界は腐りきっていると
日本人の皆が知ってしまった
まるで金魚鉢で欠伸してた
明治以来の金魚の糞のそのまた糞だと
日本人の誰もが知ってしまった
最新の詩(9) バトルランナー
欧米は多くの戦争で成立したので
何事につけて戦うのが大好きだ
アジアでは
数万年前の氷河期以来の共生
それは台風や猛吹雪や
現在のネット社会でもよくわかる
殺し合わずに助けあって生きるのが
氷河期以来の人類の知恵だった
台風の後には
凸凹の道に流れる俄かにできた流れに
次々とダムを作らずには気がすまんかった子供時代
まるで解雇されて行き場のない秋
空一杯にばら撒かれたお菓子みたいな蜻蛉
ホラーの帝王キング『IT』の世界の子供たちの影絵
キング最高傑作『バトルランナー』に夢中だった頃
ぼくはいつも爆弾をコートの胸に隠していた
コートのポケットの底に穴を開けて
目の前の娘を見つめながら
◆私たちにいま必要は、公約など三ヶ月で忘れる自公へのゴキブリホイホイ 学校給食で子供を人体実験 戦勝国米国の 肉牛乳やパンで植民地支配 残留農薬や狂牛肉や遺伝子組み換えでの破壊 『わたしたちの望むものは』http://www.youtube.com/watch? v=kjAI9V1G6bA
『ゲド戦記』のように
薄明の海 海さえも終わる場所で
ぼくらはほんとの自分に出会う
その時はいつももう遅すぎるけど・・