水俣病で奪われてしまった視力が
永遠に回復されないまま
刑務所を訪れた我が娘の前で自慰をと
教祖はすっかり
死人に口無しにされて絞首台へと
我らの堕ちた偶像教麻原教祖
ぼくもまたかってのように
吹雪の中で叫びながら裸足で
浜から浜へ怒号の中を駆けるばかり
まだまだこの地獄を
走り抜ける力があるようでは
麻原教祖のようになるしかないのだ
↧
最新の詩(8) 教祖さま
↧
水俣病で奪われてしまった視力が
永遠に回復されないまま
刑務所を訪れた我が娘の前で自慰をと
教祖はすっかり
死人に口無しにされて絞首台へと
我らの堕ちた偶像教麻原教祖
ぼくもまたかってのように
吹雪の中で叫びながら裸足で
浜から浜へ怒号の中を駆けるばかり
まだまだこの地獄を
走り抜ける力があるようでは
麻原教祖のようになるしかないのだ