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Channel: 詩人PIKKIのひとこと日記&詩
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たんぽぽ舎メルマガ NO.4019~モノ余りの時代を考える-安倍退陣を機に

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たんぽぽ舎です。【TMM:No4019】5つの情報をお知らせします
2020年9月2日(水)地震と原発事故情報-転送歓迎
             
━━━━━━━ 
★1.モノ余りの時代を考える-安倍退陣を機に
   経済成長追求よりは適正配分のできる社会を
         司波 寛(八王子市在住-
              全国路地のまち連絡協議会世話人)
★2.いかにして下北半島は核燃サイクル半島となったか
   「六ヶ所村の記録」巻末年表から探る
   「1970/06/01東北・東京電力、東通村に下北原発として
   20基の建設計画発表」等 今井孝司(地震がよくわかる会)
★3.≪二酸化炭素温暖化説は原子力産業復活を
   目指すための“大ウソ”≫  その5(7回の連載)
   広瀬隆氏の「地球温暖化説はSF小説だった
   その驚くべき実態」より
   「『縄文海進』のように、温暖化および寒冷化は
   昔から起こっている」
     清水 寛(「なの花の会」世話人、「たんぽぽ舎」会員)
★4.「感染対策と原発事故避難の両立は困難」
   再稼働反対を求める要望書、市民団体
   「避難計画を案ずる関西連絡会」が滋賀県に提出…ほか
   メルマガ読者からの原発等情報2つ(抜粋)
   黒木和也 (宮崎県在住)
★5.機関紙より1つ
  ◆「中南米のコロナ状況」経済優先・乱開発でブラジル深刻化
   検査徹底でキューバやコスタリカは対策成功
(「支援ニュース」No113、2020.8.26
            発行:労災認定を支援する会より抜粋)
━━━━━━━ 
☆ 脱原発川柳【規制委は何を規制するという】乱 鬼龍 転載歓迎
━━━━━━━ 
※9/11(金)「9.11経産省前テントひろば 10年目大集会」
 日 時:9月11日(金)16:30より19:30
        音楽演奏・歌(16:30~)メイン集会(17:00~)
 発 言:鎌田 慧さん/神田香織さん/河合弘之さん/亀屋幸子さん他
 場 所:経産省本館正門前 (マスク着用)
 主 催:「経産省前テントひろば」
━━━━━━━ 
※9/14(月)岩垂さん連続講座第5回にご参加を!
 10回連続講座「日本人は核にどう向き合ってきたか被爆75年、
        核廃絶運動を顧みる」
  第5回「原水禁運動の統一と空前の高揚へ」
 講 師:岩垂 弘さん(ジャーナリスト・元朝日新聞編集委員)
 日 時:9月14日(月)14時より16時30分
 会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)
 参加費:800円

 ☆第6回…10月12日(月)「原水禁運動の再分裂で運動停滞」
 ☆第7回…11月9日(月)「原発をめぐる原水協と原水禁の対立」
━━━━━━━  
┗■1.モノ余りの時代を考える-安倍退陣を機に
 |  経済成長追求よりは適正配分のできる社会を
 └──── 司波 寛(八王子市在住-
            全国路地のまち連絡協議会世話人)

 安倍の時代、長い間、日本は間違った方向に歩いてきた。
 最悪の首相を選んでしまった日本人の責任。
 ものが有り余っているのに「経済成長」と言い、その一方、雇用の
不安定化をはじめ、様々な問題を作り出した。

 家の無い人が大勢いるのに、空き家は増える一方。
 高齢化が進んでいるのに、自動車がないと暮らせない社会。
 老人の最後の場、街の外れに豪華な施設。
 人は死ぬまで、人と人との付き合いが、生きている意味なのに、
隔離して身体だけ長持ちさせるビジネスが流行るなんておかしい。

 これからの日本は、安倍が敷いた間違った方向を遅ればせだけど
変えるべき。
 有り余る経済力を上手に、再配分する仕組みの構築が必要。
 国際関係もその視点から、再構築。
 遠いアメリカより、近くのアジア。
 無軍備と環境面で、世界のリーダーシップをとれる政治ができる
勢力はいないのか。
※《事故情報編集部》より
 この投稿は、8/31発信【No4017】★1.「安倍路線を忠実に継承
する人-菅長官は第2の安倍」に対する意見です。

┗■2.いかにして下北半島は核燃サイクル半島となったか
 |  「六ヶ所村の記録」巻末年表から探る
 |  「1970/06/01東北・東京電力、東通村に下北原発として
 |  20基の建設計画発表」等
 └────  今井孝司(地震がよくわかる会)

 六ヶ所再処理工場の「審査合格」が出て直ぐに、1年間の工期延長と
なった。通常の会社であれば、社長の引責辞任ものの事態が起きても、
誰も、こんな工期で出来るはずがないと考える、とてつもなくひどい
状況です。

 ここまで、こじれにこじれた状況はどのようにして、
生み出されたのか。
 「六ヶ所村の記録」(鎌田慧著)の巻末年表によれば、1968年
9月頃、今から約50年前に、東北経済連が「下北半島にウラン濃縮、
核燃料加工・再処理施設、高速増殖炉などの建設構想」策定した
あたりが始まりのようです。

 この巻末年表は、約855項目あり、下北半島はいかにして、核燃
サイクル半島となっていったかを探るための分かりやすい資料だと
思います。
 よって、この年表を参考にして作成した表形式データを当会HPに
アップしました。
 当会HP( http://jishinga.com/ )から「特集コーナー」の
「六ヶ所村の記録の巻末年表」をたどる、もしくは、以下の直接リンク
から読むことができます。
http://jishinga.com/tokushuu/ROK_KIROKU/main.html

 今後、不定期ですが、テーマ別(軍用機の墜落落下等)にまとめた
ものを作成しようと考えています。
 以下の項目は、巻末年表から抜粋したものです。
 六ケ所再処理工場の歴史を理解する一助となれば幸いです。

(9) 1783(天明3)年 天明の大飢饉。皆無作、人肉を食った記録多数。
(37) 1968年9月東北経済連「下北半島にウラン濃縮、核燃料加工・
再処理施設、高速増殖炉などの建設構想」策定。
(41) 1969/06/21 原子力船「むつ」と命名され、進水。
(50) 1970/06/01 東北・東京電力、東通村に下北原発として20基の
建設計画発表。
(76) 1972/09/23 新全総、公害反対の全国集会、六ヶ所村で開催。
(94) 1974/09/01 「むつ」出力上昇試験中、出力1.4%で放射線漏れ、
試験中止、漂流。
(119) 1979/11/21 石油国家備蓄基地建設起工式。
(147) 1983/12/24 備蓄基地で原油漏出事故発生、49.5キロリットルの
原油流出。
(153) 1984/04/02 電事連、北村知事に核燃料サイクル基地の建設
受け入れを正式要請。
(193) 1986/07/29 原燃2社の作業船、泊沖に調査ブイ設置のため侵入。
30隻で海上阻止行動、漁場を守る会副会長逮捕。
(243) 1990/02/18 衆院選、反核燃2候補(関晴正氏、山内弘氏)当選。
(274) 1992/01/26 試験操業中のウラン濃縮工場で、午前中に「電源
再起動試験」中に電流喪失事故発生。県・村への連絡遅れが発覚。
(336)1996/12/19 自民党県議団が「東北新幹線八戸一青森間のフル
規格整備が実現しなければ、核燃料事業にも協力しない」と
党本部に迫る。
(372)1998/10/07 使用済燃料輸送容器の中性子遮蔽材データ改ざん
問題が内部告発で発覚。
(394)1999/11/28 米紙ワシントン・タイムス:F16戦闘機エンジンに
欠陥で2万時間に1回墜落と報道。
(415)2000/11/19 再処理:貯蔵プール、冷却システムの機能が一時
全面停止に。
(425)2001/04/03 三沢米軍:F16戦闘機墜落、墜落地点は
核燃施設とわずか10キロの距離。
(450)2003/01/26 青森県知事選挙投票:平野良一さん、反核燃の
受け皿となり健闘。
(628)2009/04/02 日本原燃:再処理工場のガラス溶融炉の授枠用の
金属棒が曲がった問題で、炉の上に見える棒が斜めに傾いたのを
確認後も、さらに棒を押し込んで作業を続行と報告。
 
┗■3.≪二酸化炭素温暖化説は原子力産業復活を
 |  目指すための“大ウソ”≫  その5(7回の連載)
 |  広瀬隆氏の「地球温暖化説はSF小説だった
 |  その驚くべき実態」より
 |  「『縄文海進』のように、温暖化および寒冷化は
 |  昔から起こっている」
 └──── 清水 寛(「なの花の会」世話人、「たんぽぽ舎」会員)
〈「『縄文海進』のように、温暖化および寒冷化は
 昔から起こっている」 (37-38頁)〉

・「考古学で『縄文海進』と知られるように、人間が石油も石炭も
使わなかったほぼ6000年前の縄文時代に、東京湾の海が栃木県あたり
まで広がるほど海面水位が高く、現在よりはるかに温暖化していた
ことは、関東地方の縄文人の“海の貝”の貝塚の遺跡の分布から
明らかになっている。

・数千年前には、今よりはるかに地球が温暖化して、海面水位は
5メートルも高かったのだ。したがって、このような『地球の気候
変動』と『工業化によるCO2排出』を関連づけることが科学的に
間違いであることは、昔からはっきりしている。 
 
・全米の物理学者、地球物理学者、気候学者、海洋学者、環境学者、
実に3万人以上が主張した通り、温暖化および寒冷化は、地球上で
太古の昔からたびたびくりかえされてきた自然現象であって、CO2と
は無関係である。

・IPCC『CO2地球温暖化』という“CO2原因説”は間違って
いるから、21世紀の温暖化や寒冷化という気候変動に見当違いの
対策を取れば、あべこべに被害が拡大する、と私は警告している
のだ。」  (その6)に続く
 ※「その4」は、8/20発信【TMM:No4007】に掲載
 
┗■4.「感染対策と原発事故避難の両立は困難」
 |  再稼働反対を求める要望書、市民団体
 |  「避難計画を案ずる関西連絡会」が滋賀県に提出…ほか
 |  メルマガ読者からの原発等情報2つ(抜粋)
 └──── 黒木和也 (宮崎県在住)
1.「感染対策と原発事故避難の両立は困難」
  再稼働反対を求める要望書、
  市民団体「避難計画を案ずる関西連絡会」が滋賀県に提出
  9/1(火)20:31配信「京都新聞」
https://news.yahoo.co.jp/articles/2f186c80d65bd9523d182d1a261f53f15eb99dc4
2.核ごみ応募、178市町村「ない」 道内首長アンケート
  寿都町に反対74人
  9/1(火)6:06配信「北海道新聞」
https://news.yahoo.co.jp/articles/1c48cb5ccdfef08e38ff4531aebcda03fc4d5f5a
 
┗■5.機関紙より1つ
 ◆「中南米のコロナ状況」経済優先・乱開発でブラジル深刻化
  検査徹底でキューバやコスタリカは対策成功

 新型コロナ被害が中南米でも拡大し続けている。特にブラジルは
感染者180万人・死者7万人超え(7/12時点)と、米国に次ぐ世界第2位
だ。ボルソナロ大統領の経済優先・被害軽視政策による人災とも言える
だろう。
 一方、キューバやウルグアイは抑え込みに成功している。各国は
対応策で明暗が分かれているが、南半球の実情が伝えられることは
少ない。
 京都在住で、長年中南米の政治や社会運動を研究してきた、ブログ
「ラテンアメリカの政治経済」を主宰する一井不二夫さんに話を
聞いた。(中略)
 対策が成功したのがキューバ、コスタリカ、ウルグアイです。医療
システムが機能しており、検査を徹底したからです。
 住民に身近なかかりつけ医師や訪問医師が多く、彼らが診断し、
軽症なら自宅で休息し病状は携帯通話で相談できます。
 重症なら高度な治療病院へ送ってくれます。
           (「支援ニュース」No113、2020.8.26
           発行:労災認定を支援する会より抜粋)

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