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Channel: 詩人PIKKIのひとこと日記&詩
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経産省前脱原発テント日誌(8/20)~支援者から美味しい缶コーヒを頂いた

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テント日誌8月20日(木)版
経産省前テントひろば1807日後

お盆最終日だった 8月16日(日)

今日の霞ヶ関到着2番手は、レジェンド斎藤氏。早い!前日19時まで新宿西口で活動し今日もセッティングから参加凄い!
マリリン氏がペットボトルを凍らせて冷たい水の差し入れ
ありがたい。
乱鬼龍氏をはじめトータル9名参加で抗議を終える(TS)

コロナ禍の中のお盆も終わりを迎えて 8月16日(日)
 少し前に日比谷公園で蝉の声がいつもより少ないと伝えた。経産前でも結構蝉の声は聞こえるようになったのだが、日比谷公園の方もどうやら例年に戻ったようだ。孫は相変わらず今年も蝉取りに夢中のようだ。蝉かごや網を持った姿をメールでみて何かホットした気分になる。「特別の夏」ってよう言うよな、と思う。効果のはっきりしない自粛を言うための言葉なのだろうが、しらじらしい。今年のお盆は盆踊りもほとんど中止らしい。少年時代のようにお盆が楽しみで、夢中になることもないし、顔見知りに挨拶がてらチラッと出掛ける程度なのだが、やはり、踊り歌が聞こえてこないのは寂しい。こういう時こそ、盆踊りでもやるべきだ、と思う。
 お盆は敗戦記念日と重なっている。むかし、お盆に帰省していたころ、家の墓参りのついでの戦死者のお墓にも出かけた。僕の家の墓は親戚関係などの小さな墓場の中にあるが、その一隅に集落の戦死者の墓があった。記憶によれは20以上のお墓が並んでいたと思う。僕はその墓を回りながら、戦死者のことを思った。あれは加藤典洋が「アジア三千万の戦死者を追悼する前に、日本の三百万の死者を追悼すべき」という提起が議論を読んでいた時期だったかもしれない。このころ中上健次と俺たちが生きている間に戦死者の追悼をきちんとできるようにと議論したこともある。その中上健次も加藤典洋も帰らぬ人にな
った。中上健次との約束は果たせないままで月日だけが過ぎて行くのだが、故郷の戦死者の墓もなくなっていた。割と近い時期だが、父母の墓参のついでに、出掛けた時に、墓は消えていた。家人に聞くと、それぞれの家の墓のあるところに移したとの事だった。僕にショックだったのはこれが、村人たちの戦死者への意識の変化を示しているのではないか、と思ったからだ。
戦争のことを記憶し続けようという声はあり、それはそれで根強い基盤のあることだと思うが、それはそれで難しくなっているのだと思う。このことは過去の戦争の記憶、その保存という事だけではなく、現代の戦争についての関心と深く関係しているように思う。例えば、これは自民党で「敵基地を先制的に攻撃できる能力」ということが議論されていても、なかなか人々の関心にならないことである。これは戦後の日本が國肯としてきた「自衛≒専守防衛」を実質的に変えることである。いわゆる自衛の戦争概念(侵略の対抗する戦争)が、侵略の戦争に転化していくことを示している。こういう問題が、憲法も含めて
国民的議論になり得ないという状況なのである。この事態を考えねばならない。
コロナ禍の下でも政府は原発推進(原発再稼働など)し、戦争態勢の強化を画策している。コロナには無為無策という対応しかできないのに、こうした動きをやっている。命の問題という場合の方向というか、対象をとらえられていない。ピントの外れた方向にしかそれを見いだせない安倍政治の実態を露呈している。具体的に全体的にと二つのことが、ここでは問われている。コロナウイルスに対する具体的な対応については基本的なことが抜けている。PCR検検査と医療体制の強化とおう誰もが考える基本的なことがやれていない。これをきちんとできなければ無病状の感染者は広がるし、そこに網をかけるような自
粛を打ち出しても有効に機能しない。小池百合子の政治的パフ―マンスもその空虚さを露呈させるだろう。全体的なこととはコロナ問題に対する哲学、いうなら理念のことだが、これについて政府筋は何も提示できない。安倍が提起してきた全体的なことは、戦争とそれに対する防御の準備ということであるが、これは原発震災、自然災害なども含めて、コロナ対応には役立たないのだ。武器や軍人はコロナ問題では役立たない。安倍政権は黄昏時に入っているが、僕らはその中でコロナ問題などへの対応力を磨いていなければならない(三上治)

国会前の座り込みは続いている 8月17日(月)     
余りにも暑いので事務所を出るのが少し遅れたので経産省前に着いたのが12時10分前。そうしたらレジェンドSさんが早くもやって来た。立たせておくわけにもいかず慌てて椅子を二つくくりつけて真ん中にパラソルをくくりつけて日陰を作り座って貰った。担当のOさんも間もなく来てくれたので準備は順調に終わり反原発CDをボリューム一杯に掛けて通行人にアピールした。
 経産省前を通る人は昼休みにはやや多いがそれが過ぎればほとんどなくなった。この暑さのなか、散歩など出来ないので当然である。太陽が財務省に隠れた4時前辺りから少し多くなったような気がした。
4時半頃に大宮のHさんが元気な姿を見せてくれた。(月)なので何時ものように国会前での座り込みを終えて来てくれたとのこと。持ってきたジュースを皆にふるまってくれた。
レジェンドSさんは国会が終ったので座り込みもやっていないと以前に私達には説明していたがレジェンドSさんの勘違いであったようだ。国会前の人達もレジェンドSさんの好きなようにしてもらえればそれで良い!と考えているようだ。(保)

支援者から美味しい缶コーヒを頂いた 8月18日(火)
1時過ぎに事務所前ではYさんが経産省前に出発する準備を終えていた。この日、事務所にはテントひろば支援者から缶コーヒーが一箱届いていたので、そのうちの20本以上を冷蔵庫に入れて冷やしておきました。各自で適宜に試飲し、後の方のために、その分を箱から冷蔵庫に移して置いてください。
この日の昼の経産省前はお盆明けで人通りもいつものように多く、そして空には雲がかかり、風もやや吹いていて過ごしやすかった。そのため、多数の鳩が路上に降りて来ていた。2時過ぎてKさん、S女史、Aさんと順次にやって来て、椅子が埋まったところで日差しが強くなった。東京は34℃まで気温が上昇したとのこと。
この日の夜、リモートテント会議が開催され、7人が参加した。(EO)

倉田さんの演説に聞き行って 8月19日(水)
猛暑。それ以外に言葉なし。テントをセッティングしていたら、制服の警官2名が来て、メモなど取っているので、「何か?」と聞くと、道路に停めてあるトラックが、タクシー乗り場のところに停まっていて、通報を受けて来たそうだ。トラック5台が位置を変えて無事落着。
2時近くになると、規制庁抗議から回ってき、倉田さんとNさんが到着。倉田さんは一息ついてすぐに演説。少し疲れている様子だ。レジェンド斎藤は、髪を切って登場し、元気そう。勝爺から「たまには経産省前にきて、座り込んでよ」と言われたと、Oさんが座り込みに参加。今日は関西電力抗議が5時からある。(T)

3時前に、一人で厚労省を始めとする霞ヶ関批判をやっている「彼」が来た。安倍昭恵の秘書をやっていて森友問題ではキーマンの一人である谷某が8月3日付けで古巣の経産省へ舞い戻っていることが判ったので皮肉の一つも言ってやろうと思って来たとのこと。別館の方かも知れないと言ってそちらに行った。一時間後に帰ってきて何回も皮肉を言ってやったとのこと。本当に、谷さんには、昭恵が森友学園への破格の安値で売り渡したことについて大きな影響力を発揮したことを明らかにして欲しいと思う。
3時半頃、Yさんが9・11集会のビラを持ってきた。夕方の19総行動に参加するKさんに渡してほしいとのこと。5時からの関電抗議行動の為に来たKさんに渡した。4時過ぎに倉田さんは今日最後の演説を始めた。9月からはギャンブル法案阻止の為に東京へ来られなくなるのでと倉田さんの演説も熱を帯びて激しい経産省批判がなされた。今日の座り込みは関電抗議集会、夜の19総行動に参加する人が寄ってくれたので賑やかであった。
最後に。ひとつき前の金曜行動で頭にケガを負ったHさんにお見舞い金を送りましたが、Hさんは「皆さんの気持ちだけ頂きます」といわれて、同じ金額を事務所口座に振り込んでくださったそうだ。そのことをここに報告しておきます。(保)

ミンミン蝉は鳴き収めかと思わせるように 8月20日(木)
今日も日差しが強く暑かったが、時折涼しい風が吹き秋の訪れが近く思える。ミンミンゼミは鳴き収めとばかりやかましい。今日もヨーカンさんがウクレレ持参でやってきたので斉藤さんと3人で懐かしい童謡などを歌う。
メロディーは憶えていても歌詞の後半が出てこなくて記憶の衰えを感じた。
1時半ごろバイクのHさんも来て座ってくれた。その後Yさんがアイスを買って来てくれ皆で美味しく頂いた。暑いせいかコロナのせいか昼食時に前を通る人は以前に比べてまだずっと少ない。
2時ごろたんぽぽ舎ボランティアのOさんが来て少しにぎやかになった。
3時近くに私とヨーカンさんは後半の人にお任せして帰路につく。(I・K)

経産省・エネ庁は「今だけ、金だけ、自分だけ」の大嘘つき! その147
小泉進次郎環境相兼内閣府特命担当相(原子力防災担当)の発言に注目
~原発事故をもう起こせない・「核のゴミ」問題がある、「水俣と福島」~

2020年8月12日  木村雅英(経産省前テントひろば)
 7月29日のプライムニュース(BSフジ)で、泉進次郎環境相兼内閣府特命担当相(原子力防災担当)が意外にもはっきりと原発に対して批判的発言をした。次だ。
★ エネルギー基本計画で2030年に原発は20~22%と計画しているが困難
★ 経済同友会が再生可能エネルギーを40%に達するよう提言
★ ァクトをベースに計画するべき
★ 再生可能エネルギーの調達を100%していく
★ 国民の理解のない政策はできない
★ 福島を忘れずに
★ (原発について尋ねられて)「原発事故をもう起こせない」・「核のゴミ」
 同様の発言を8月2日の日曜スクープ(BS朝日)でもよりはっきり発言した。このような発言は、既に今年の2月25日に横田一さんが<石炭火力プラント輸出に反対、原発についても踏み込んだ発言。小泉環境大臣の“変身ぶり”>と題して、ハーバー・ビジネス・オンラインに紹介していた(https://hbol.jp/213596/2)。そこでは、原発事故時の避難計画の実効性のなさについても発言している、とも。
事故をくり返してはいけない、「核のゴミ」を増やしてはいけないは、いつも私たちが主張していることで当然だし、内閣府原子力防災担当相として各地の避難計画が「実効性が無い」ことも認識しているのであろう。
 小泉環境相のこれらの発言を経産省・資源エネルギー庁はどう受け止めているのであろう。
 驚いたのは番組の最後に提示した小泉環境相のまとめの言葉がなんと「水俣と福島」だった。就任直後は石炭火力で不評を買った小泉環境相であるが、再エネや原発への思いは本物のようだ。
 イチエフ事故が、放射能汚染が最も重大な環境破壊であり、原子力防災で避難不可能であることを教えている。小泉環境相・内閣府特命担当相(原子力防災担当)の言動に注目し活用して行こう。
 なお、小泉環境相の「水俣と福島」から、小児科医・山田真さんの「水俣から福島へ~公害の経験を共有する」(岩波書店)を思い出した。次を引用紹介する。
<かって原田正純さんは「水俣病は隠蔽の歴史だ」と言った。…、この三年あまりの福島の状況を見ると、原発事故に関連して水俣の比ではないもっと徹底した隠蔽が行われてきたと思わざるをえない。>
国会を開け!庶民の声を聞け!
(転送者追記:8月15日に小泉進次郎環境相が靖国神社を参拝しました。許せません。)

8月24(月)・25(火)11時~15時 
国会議員会館前・官邸前 第二次座り込み集会・リレートーク 
第二次座り込み集会・リレートーク実行委員会

8月25日(火) 月例祈祷会「死者の裁き」
時間:15時~16時  場所:経産省前ひろば JKS47士

8月28日(金)経産省前抗議集会
時間:17時~18時 主催:テントひろば

8月30日(日) 脱原発青空川柳句会 
時間;正午~15時 経産省前ひろば 選者;乱鬼龍

9月3日(木) 「アベ政治を許さない」のポスターを掲げる日
13時:国会正門前にても行います

9・11 経産省前テントひろば 10年目大集会
17時~19時 霞が関・経産省本館正門前
ゲスト発言;鎌田慧・神田香織・河合弘之さん他

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