http://www.labornetjp.org/news/2020/1592873959222staff01
皆様
コロナ時代、多くの差別問題が発生しています。働く現場の性差別問題の現状を、伊藤みどり(はたらく女性の全国センター ACW2事務局) さんが緊急報告します。また単発も受講可能ですので、午後5時までの申し込みで受付可能かと思います。宣伝・受講などよろしくお願いします。李。
一緒に学ぼう!ジェンダー問題 ― ジェンダー問題は「女性だけの問題だ」と思っていませんか?
ジェンダーとは、生まれ持った身体的な違いによる性(sex)ではなく、文化・社会の中で後付けされた性(gender)のことを指します。例えば、「女の子はピンク、男の子はブルー」、「女は家事育児、男は仕事」というような考え方です。そしてこの考え方によって、男の子がピンク好きだからといじめにあったり、女性が出産育児を理由に仕事を辞めなければいけなくなってしまったりすることが、ジェンダーによる差別問題です。
このような“押し付けられた幻想”に気づき、ジェンダーによる差別をなくすことは、女性だけでなくすべてのセクシュアリティの人々が自分らしく生きるためにとても重要なことなのです。この講座では、多様な視点からジェンダー問題について学び、私たちのなかに知らず知らずのうちに刷り込まれた“ジェンダー”に気づくことを目標とします。
◆ 第1回 2020年6月23日(火)
「コロナ禍で加速する女性労働問題」
新型コロナウイルス感染拡大の影響による雇用情勢の悪化により、特に女性の非正規労働者に深刻な影響が出ています。その他にも、セックスワーカー(性風俗従事者)への偏見や差別発言、外出自粛要請により仕事と育児で板挟みになるワーキングマザーなど、女性の労働をめぐる問題が深刻化するなか、ポストコロナ時代の女性労働問題について考えます。
講師:伊藤みどり(はたらく女性の全国センター ACW2事務局)
開催方法オンライン
開催日
全6回・原則として隔週火曜日 (19:00~21:00)
定員50名
コーディネーター:ミホ(梨の木チャンネル運営委員)
申し込み方法https://peaceacademy-apply.nashinoki-sha.com/ (単発の方は1講座を申し込んでください)
*申し込みの方へZOOMのリンクと資料を送ります。
コース希望者の場合は、コース1を選択してください。
梨の木ピースアカデミー(NPA)HPhttps://peaceacademy.nashinoki-sha.com/
◆ 第2回 2020年7月7日(火)
「DV『加害者』を知る~被害者支援のために」
新型コロナウイルスの感染拡大によって要請された外出自粛が影響し、日本だけでなく世界各国でもDV被害の増加や深刻化が懸念されています。
報道等では依然として被害者にばかり焦点が当てられますが、DV問題を解決するためには、社会が加害者を放置せずに対応することが重要ではないでしょうか?
長年にわたりDV加害者側の言葉を聞き、加害者プログラムを実施してきた山口さんにお話をうかがいます。
講師:山口のり子(アウェア代表)
◆ 第3回 2020年7月27日(月) この回のみ月曜
「『戸籍』ではなく『個籍』という考えはどうですか?」
※ コース2「憲法改正問題を考える」の第3回と合同クラス
日本国憲法において、個人の尊厳と両性の平等はその理念に照らして十分であったでしょか。
身分登録を「夫婦と氏を同じくする子」という家族単位の「戸籍」としたことの弊害がみえてきました。10万円のコロナ給付金が世帯主の一括申請で、個人が受け取れないという深刻な事態が明らかになってきました。今こそ、「戸籍」と「個籍」を区別し、自分らしく生きる意味を考えてみます。
講師: 坂本洋子(ジャーナリスト、NPO法人mネット・民法改正情報ネットワーク理事長
)
◆ 第4回 2020年8月4日(火)
「これからの日本のフェミニズムムーブメント ― #KuToo運動から考える」
近年、SNSの普及により個人レベルでの発言が増え、ジェンダー問題を含むさまざまな問題が少しずつ可視化される時代になりました。
しかし、それでもなお問題が解決される段階には至らず、むしろ「誰でも匿名で発言できる」SNSの利点によって、被害を訴える人々がアンチフェミニストによって執拗に攻撃されるという構造ができてしまっています。この
ような“SNS時代のフェミニズム”の今後について考えます。
講師: 石川優実(俳優、アクティビストで#KuToo署名発信者)
◆ 第5回 2020年8月18日(火)
「韓国フェミニストが語るジェンダー問題の現状と課題」
※ 講師は韓国現地から参加 / 日韓逐次通訳あり
2016年に起きた江南駅殺人事件をきっかけに、韓国のフェミニズム運動に大きな変化がおきました。韓国では最近、国内史上最悪といわれる性犯罪“n番部屋事件”が起きましたが、この事件に対するフェミニストらの怒りが児童・青少年の性保護に関する法律改正につながるなど、大きな動きが出ています。
連帯が高まる韓国フェミニズムの現状と課題について、韓国のフェミニストにお話をうかがいます。
講師: シン・ジヨン(女性労働者会2030女性会 / 中央大学反性暴力反性売買の会代表)
◆ 第6 回 2020年9月1日(火)
「『ジェンダー』への壁を取り除こう ― 『もしかして自分のことかも』への一歩」
最近よく耳にするようになった「ジェンダー」という言葉、なんだか難しそうだなと思ったことはありませんか?
ジェンダー問題が訴える本質である「それぞれに違いがあることを理解し、互いに尊重しよう」というメッセージを、どのようにすれば聞く人々が壁を作らずに伝えられるのか、教育現場で学生たちに向けてデートDVやいじめ、性暴力などについて語ってきたNPOスタッフの方と共に考えます。
講師: 栄田千春(NPO法人レジリエンス)
ーーお知らせ*ご声援のおかげで、6月20日(土)のオープン記念スペシャルトークには200名以上の参加者がおりました。ありがとうございました。You Tube ライブの映像が見られますので、ご覧になってください。https://www.youtube.com/watch?v=8EWt3Q
BbiEs&feature=youtu.be
*受講関連問い合わせNPA HPの問い合わせフォームにお願いしますhttps://peaceacadem
y.nashinoki-sha.com/
皆様
コロナ時代、多くの差別問題が発生しています。働く現場の性差別問題の現状を、伊藤みどり(はたらく女性の全国センター ACW2事務局) さんが緊急報告します。また単発も受講可能ですので、午後5時までの申し込みで受付可能かと思います。宣伝・受講などよろしくお願いします。李。
一緒に学ぼう!ジェンダー問題 ― ジェンダー問題は「女性だけの問題だ」と思っていませんか?
ジェンダーとは、生まれ持った身体的な違いによる性(sex)ではなく、文化・社会の中で後付けされた性(gender)のことを指します。例えば、「女の子はピンク、男の子はブルー」、「女は家事育児、男は仕事」というような考え方です。そしてこの考え方によって、男の子がピンク好きだからといじめにあったり、女性が出産育児を理由に仕事を辞めなければいけなくなってしまったりすることが、ジェンダーによる差別問題です。
このような“押し付けられた幻想”に気づき、ジェンダーによる差別をなくすことは、女性だけでなくすべてのセクシュアリティの人々が自分らしく生きるためにとても重要なことなのです。この講座では、多様な視点からジェンダー問題について学び、私たちのなかに知らず知らずのうちに刷り込まれた“ジェンダー”に気づくことを目標とします。
◆ 第1回 2020年6月23日(火)
「コロナ禍で加速する女性労働問題」
新型コロナウイルス感染拡大の影響による雇用情勢の悪化により、特に女性の非正規労働者に深刻な影響が出ています。その他にも、セックスワーカー(性風俗従事者)への偏見や差別発言、外出自粛要請により仕事と育児で板挟みになるワーキングマザーなど、女性の労働をめぐる問題が深刻化するなか、ポストコロナ時代の女性労働問題について考えます。
講師:伊藤みどり(はたらく女性の全国センター ACW2事務局)
開催方法オンライン
開催日
全6回・原則として隔週火曜日 (19:00~21:00)
定員50名
コーディネーター:ミホ(梨の木チャンネル運営委員)
申し込み方法https://peaceacademy-apply.nashinoki-sha.com/ (単発の方は1講座を申し込んでください)
*申し込みの方へZOOMのリンクと資料を送ります。
コース希望者の場合は、コース1を選択してください。
梨の木ピースアカデミー(NPA)HPhttps://peaceacademy.nashinoki-sha.com/
◆ 第2回 2020年7月7日(火)
「DV『加害者』を知る~被害者支援のために」
新型コロナウイルスの感染拡大によって要請された外出自粛が影響し、日本だけでなく世界各国でもDV被害の増加や深刻化が懸念されています。
報道等では依然として被害者にばかり焦点が当てられますが、DV問題を解決するためには、社会が加害者を放置せずに対応することが重要ではないでしょうか?
長年にわたりDV加害者側の言葉を聞き、加害者プログラムを実施してきた山口さんにお話をうかがいます。
講師:山口のり子(アウェア代表)
◆ 第3回 2020年7月27日(月) この回のみ月曜
「『戸籍』ではなく『個籍』という考えはどうですか?」
※ コース2「憲法改正問題を考える」の第3回と合同クラス
日本国憲法において、個人の尊厳と両性の平等はその理念に照らして十分であったでしょか。
身分登録を「夫婦と氏を同じくする子」という家族単位の「戸籍」としたことの弊害がみえてきました。10万円のコロナ給付金が世帯主の一括申請で、個人が受け取れないという深刻な事態が明らかになってきました。今こそ、「戸籍」と「個籍」を区別し、自分らしく生きる意味を考えてみます。
講師: 坂本洋子(ジャーナリスト、NPO法人mネット・民法改正情報ネットワーク理事長
)
◆ 第4回 2020年8月4日(火)
「これからの日本のフェミニズムムーブメント ― #KuToo運動から考える」
近年、SNSの普及により個人レベルでの発言が増え、ジェンダー問題を含むさまざまな問題が少しずつ可視化される時代になりました。
しかし、それでもなお問題が解決される段階には至らず、むしろ「誰でも匿名で発言できる」SNSの利点によって、被害を訴える人々がアンチフェミニストによって執拗に攻撃されるという構造ができてしまっています。この
ような“SNS時代のフェミニズム”の今後について考えます。
講師: 石川優実(俳優、アクティビストで#KuToo署名発信者)
◆ 第5回 2020年8月18日(火)
「韓国フェミニストが語るジェンダー問題の現状と課題」
※ 講師は韓国現地から参加 / 日韓逐次通訳あり
2016年に起きた江南駅殺人事件をきっかけに、韓国のフェミニズム運動に大きな変化がおきました。韓国では最近、国内史上最悪といわれる性犯罪“n番部屋事件”が起きましたが、この事件に対するフェミニストらの怒りが児童・青少年の性保護に関する法律改正につながるなど、大きな動きが出ています。
連帯が高まる韓国フェミニズムの現状と課題について、韓国のフェミニストにお話をうかがいます。
講師: シン・ジヨン(女性労働者会2030女性会 / 中央大学反性暴力反性売買の会代表)
◆ 第6 回 2020年9月1日(火)
「『ジェンダー』への壁を取り除こう ― 『もしかして自分のことかも』への一歩」
最近よく耳にするようになった「ジェンダー」という言葉、なんだか難しそうだなと思ったことはありませんか?
ジェンダー問題が訴える本質である「それぞれに違いがあることを理解し、互いに尊重しよう」というメッセージを、どのようにすれば聞く人々が壁を作らずに伝えられるのか、教育現場で学生たちに向けてデートDVやいじめ、性暴力などについて語ってきたNPOスタッフの方と共に考えます。
講師: 栄田千春(NPO法人レジリエンス)
ーーお知らせ*ご声援のおかげで、6月20日(土)のオープン記念スペシャルトークには200名以上の参加者がおりました。ありがとうございました。You Tube ライブの映像が見られますので、ご覧になってください。https://www.youtube.com/watch?v=8EWt3Q
BbiEs&feature=youtu.be
*受講関連問い合わせNPA HPの問い合わせフォームにお願いしますhttps://peaceacadem
y.nashinoki-sha.com/