投稿 : 酒井徹
連合:メーデーをウェブで開催
――"全国の働く仲間"に視聴要請――
https://imadegawa.exblog.jp/31151583/
■地球綱ぐオンラインメーデー
連合(日本労働組合総連合会)は
第91回メーデー中央大会について、
ウェブ開催とすることを決めました。
開催は4月29日(水・祝)10:30からで、
その「予告編」がYouTubeで公開されました〔注1〕。連合は、「全国の働く仲間の皆さん、視聴での御参加を寄ろしくお願いします」と呼び掛けています。
国際労働サイト・「レイバースタート」は国際労働組合総連合と協力して、
地球を綱ぐ「オンラインメーデー」を呼びかけていました〔注2〕。
■5/1日比谷メーデーも生配信
5月1日のメーデー当日には、統一メーデーの実現を求める
全労協などによる日比谷メーデーが午前10時から行なわれ、
インターネットやウェブを活用して生配信されます。
愛知では愛労連や全労協加盟労組・中立労組などでつくる
第91回愛知県中央メーデー実行委員会が名古屋駅で早朝宣伝を行ないます。
■今年は日本メーデー100周年
メーデーの起源は1886年にアメリカ・シカゴの労働者たちが
8時間労働制を要求して統一ストライキを行なったことに在ります。
合言葉は、「第1の8時間は仕事のために、第2の8時間は休息のために、
そして残りの8時間は好きなことのために」でした。
そしてアメリカの労働組合は1890年の5月1日にも
再び8時間労働制を要求してゼネラルストライキを行ないます。
この日、世界中でこれに連帯する行動が取り組まれました。
これが、第1回国際メーデーです。
以来130年間、世界中の労働者たちが、多くの血を流しながらも、
5月1日を働く者の世界統一行動日として守り継いできたのです。
日本でも、1920年に8時間労働制の実施などを求めて
上野公園でメーデーが開かれてから今年、100周年を迎えます。
「第1の8時間は仕事のために、
第2の8時間は休息のために、
そして残りの8時間は好きなことのために」。
134年前にシカゴの労働者たちが掲げたこの要求は、残念なことに
今なお達成すべき要求としてその新しさを失っていません。
8時間労働では食っていけない、定時では会社から帰してもらえない、
そして、働きたくても8時間働けない……。
そんな労働者が居る限り、ここでメーデーをやめるわけにはいかないのです。
■今こそ統一メーデー追求を
我が国では1989年以来、労働組合中央組織の分裂状態を反映して、
中央・地方共にメーデーの分裂開催が続いています。
しかし、メーデーこそは働く者の統一と団結の象徴です。
最低賃金大幅引き上げや、新型コロナウイルス感染症の拡大に対する
全ての人への支援の確立など、全労働者的課題の実現は急務です。
今こそ、働く者の要求をメーデーに結集させ、
このメーデーを労働者の一大決起の日として
再生させることが求められているのです。
連合メーデーもその他のメーデーも、
メジャー系メーデーもインディーズ系メーデーも、原点は1つ、
「8時間労働で食わせろ」です。
メーデーの原点に立ち返り、統一メーデーの実現に向けた努力を
より一層進めてゆきましょう。
労働運動の力こそは、現実を変革する力です。
職場で生産活動に従事してこの社会を動かしている労働者には、
格差を是正し貧困を無くし、歴史を作り社会を変える力が有るのです。
職場の理不尽を一掃し、格差是正・貧困解消への道を切り開くには、
働く仲間の団結と闘う労組の存在が不可欠です。
働く者の団結で生活と権利、平和と民主主義を守ろう!
第131回国際メーデー万歳!
地球を綱ぐ「オンラインメーデー」万歳!
闘うメーデーの伝統を引き継ぎ、労働者国際連帯の一翼を担う
第91回愛知県中央メーデー万歳!
〔注1〕RENGOTV「【連合】第91回メーデー中央大会(予告編)」
https://www.youtube.com/watch?v=opteHJjjT-Q&feature=youtu.be
〔注2〕地球をつなぐ「オンラインメーデー」を!/Labour Startが呼びかけ
http://www.labornetjp.org/news/2020/0421ls
連合:メーデーをウェブで開催
――"全国の働く仲間"に視聴要請――
https://imadegawa.exblog.jp/31151583/
■地球綱ぐオンラインメーデー
連合(日本労働組合総連合会)は
第91回メーデー中央大会について、
ウェブ開催とすることを決めました。
開催は4月29日(水・祝)10:30からで、
その「予告編」がYouTubeで公開されました〔注1〕。連合は、「全国の働く仲間の皆さん、視聴での御参加を寄ろしくお願いします」と呼び掛けています。
国際労働サイト・「レイバースタート」は国際労働組合総連合と協力して、
地球を綱ぐ「オンラインメーデー」を呼びかけていました〔注2〕。
■5/1日比谷メーデーも生配信
5月1日のメーデー当日には、統一メーデーの実現を求める
全労協などによる日比谷メーデーが午前10時から行なわれ、
インターネットやウェブを活用して生配信されます。
愛知では愛労連や全労協加盟労組・中立労組などでつくる
第91回愛知県中央メーデー実行委員会が名古屋駅で早朝宣伝を行ないます。
■今年は日本メーデー100周年
メーデーの起源は1886年にアメリカ・シカゴの労働者たちが
8時間労働制を要求して統一ストライキを行なったことに在ります。
合言葉は、「第1の8時間は仕事のために、第2の8時間は休息のために、
そして残りの8時間は好きなことのために」でした。
そしてアメリカの労働組合は1890年の5月1日にも
再び8時間労働制を要求してゼネラルストライキを行ないます。
この日、世界中でこれに連帯する行動が取り組まれました。
これが、第1回国際メーデーです。
以来130年間、世界中の労働者たちが、多くの血を流しながらも、
5月1日を働く者の世界統一行動日として守り継いできたのです。
日本でも、1920年に8時間労働制の実施などを求めて
上野公園でメーデーが開かれてから今年、100周年を迎えます。
「第1の8時間は仕事のために、
第2の8時間は休息のために、
そして残りの8時間は好きなことのために」。
134年前にシカゴの労働者たちが掲げたこの要求は、残念なことに
今なお達成すべき要求としてその新しさを失っていません。
8時間労働では食っていけない、定時では会社から帰してもらえない、
そして、働きたくても8時間働けない……。
そんな労働者が居る限り、ここでメーデーをやめるわけにはいかないのです。
■今こそ統一メーデー追求を
我が国では1989年以来、労働組合中央組織の分裂状態を反映して、
中央・地方共にメーデーの分裂開催が続いています。
しかし、メーデーこそは働く者の統一と団結の象徴です。
最低賃金大幅引き上げや、新型コロナウイルス感染症の拡大に対する
全ての人への支援の確立など、全労働者的課題の実現は急務です。
今こそ、働く者の要求をメーデーに結集させ、
このメーデーを労働者の一大決起の日として
再生させることが求められているのです。
連合メーデーもその他のメーデーも、
メジャー系メーデーもインディーズ系メーデーも、原点は1つ、
「8時間労働で食わせろ」です。
メーデーの原点に立ち返り、統一メーデーの実現に向けた努力を
より一層進めてゆきましょう。
労働運動の力こそは、現実を変革する力です。
職場で生産活動に従事してこの社会を動かしている労働者には、
格差を是正し貧困を無くし、歴史を作り社会を変える力が有るのです。
職場の理不尽を一掃し、格差是正・貧困解消への道を切り開くには、
働く仲間の団結と闘う労組の存在が不可欠です。
働く者の団結で生活と権利、平和と民主主義を守ろう!
第131回国際メーデー万歳!
地球を綱ぐ「オンラインメーデー」万歳!
闘うメーデーの伝統を引き継ぎ、労働者国際連帯の一翼を担う
第91回愛知県中央メーデー万歳!
〔注1〕RENGOTV「【連合】第91回メーデー中央大会(予告編)」
https://www.youtube.com/watch?v=opteHJjjT-Q&feature=youtu.be
〔注2〕地球をつなぐ「オンラインメーデー」を!/Labour Startが呼びかけ
http://www.labornetjp.org/news/2020/0421ls