LGBT落研:創作落語を初披露
――艶目家龍刃坊『伽羅の香』――
https://imadegawa.exblog.jp/31071984/
■井原西鶴『男色大鑑』もとに
2月25日に開かれたLGBT落語研究会の発表会で、
同会メンバーの艶目家(いろめや)龍刃坊さんが
創作落語・『伽羅の香』を披露した。
『伽羅(きゃら)の香(かおり)』は龍刃坊さんが、
LGBT落語研究会のメンバーや協力者らと
練習会で討議しながら作り上げた作品だ。
江戸時代の浮世草子作家・井原西鶴の
『男色大鑑(なんしょくおおかがみ)』のある章が
ネタ元になっている。
龍刃坊さんの巧みな話術と相まって、
「丸で昔から本当に在った古典落語みたい」と
見る者に思わせるほど完成度は高い。
龍刃坊さんは、
「人生初の創作落語のネタおろしで、
皆さんに満足していただけるか心配だった。
好評を頂けて本当に嬉しい」と語る。
同日の発表会では、
南山大学落語研究会の花見家かさねさんも、
持ちネタの「子ほめ」を披露した。
LGBT落語研究会は去年の1月26日に
名古屋の有志らにより結成された〔注1〕。
「性的少数者にまつわる落語の鑑賞や研鑽を行なうことで
落語文化の興隆や
性的少数者についての理解増進を図る」ことを目指す。
名古屋市中区栄四丁目に在る
LGBTミックスバー・Queer+s(クィアーズ)で練習会を、
ライブシアター金色鮫で発表会を行っている。
酒井徹
〔注1〕「名古屋で『LGBT落語研究会』発足へ」
http://www.labornetjp.org/news/2019/1548201136796staff01
――艶目家龍刃坊『伽羅の香』――
https://imadegawa.exblog.jp/31071984/
■井原西鶴『男色大鑑』もとに
2月25日に開かれたLGBT落語研究会の発表会で、
同会メンバーの艶目家(いろめや)龍刃坊さんが
創作落語・『伽羅の香』を披露した。
『伽羅(きゃら)の香(かおり)』は龍刃坊さんが、
LGBT落語研究会のメンバーや協力者らと
練習会で討議しながら作り上げた作品だ。
江戸時代の浮世草子作家・井原西鶴の
『男色大鑑(なんしょくおおかがみ)』のある章が
ネタ元になっている。
龍刃坊さんの巧みな話術と相まって、
「丸で昔から本当に在った古典落語みたい」と
見る者に思わせるほど完成度は高い。
龍刃坊さんは、
「人生初の創作落語のネタおろしで、
皆さんに満足していただけるか心配だった。
好評を頂けて本当に嬉しい」と語る。
同日の発表会では、
南山大学落語研究会の花見家かさねさんも、
持ちネタの「子ほめ」を披露した。
LGBT落語研究会は去年の1月26日に
名古屋の有志らにより結成された〔注1〕。
「性的少数者にまつわる落語の鑑賞や研鑽を行なうことで
落語文化の興隆や
性的少数者についての理解増進を図る」ことを目指す。
名古屋市中区栄四丁目に在る
LGBTミックスバー・Queer+s(クィアーズ)で練習会を、
ライブシアター金色鮫で発表会を行っている。
酒井徹
〔注1〕「名古屋で『LGBT落語研究会』発足へ」
http://www.labornetjp.org/news/2019/1548201136796staff01