青空がもう
片目でかすかにしか見えなくなってきた
糖尿病が目にまで
やってきたようだなと笑う
青空がいまもずっと
拡がってるはずというのに
もはや病院に行くのさえ
面倒くさくなってきた
ほんとうの青空のように・・と
古いシャンソンのように囁いてみる
北海道の原始林の上に拡がっていたあの色
郭公の声だけが響いていたあの空の青
いったいぼくらは
いったい何時から
どんな地獄へと
つき進んできたんだろうか
片目でかすかにしか見えなくなってきた
糖尿病が目にまで
やってきたようだなと笑う
青空がいまもずっと
拡がってるはずというのに
もはや病院に行くのさえ
面倒くさくなってきた
ほんとうの青空のように・・と
古いシャンソンのように囁いてみる
北海道の原始林の上に拡がっていたあの色
郭公の声だけが響いていたあの空の青
いったいぼくらは
いったい何時から
どんな地獄へと
つき進んできたんだろうか