国会、与野の八百長で最低賃金改悪案を強行採決 「最低賃金改悪阻止」全面ストライキに突入した民主労総、国会進撃闘争 ユン・ジヨン記者 2018.05.28 15:57
[2報18:00]国会本会議で『最低賃金法一部改正法律案』通過 「労働者に対する詐欺行為で背信」
結局、国会が本会議で「最低賃金法一部改正法律案」を通過させた。 国会は午後5時頃に該当法案を上程して投票を進め、 午後5時47分頃、在籍198人のうち賛成160、反対24、無効14で法律案を議決させた。
法律案の賛否投票に先立ち、議員は該当法案をめぐり激しい賛否討論を進めた。 李貞味(イ・ジョンミ)正義党議員は最も早く反対討論に立ち 「最低賃金の引き上げに速度調節が必要だという言葉は朴槿恵(パク・クネ)政権の話ではない。 最低賃金1万ウォン実現、人間らしく生きる権利を掲げた執権与党から出た言葉だ」とし 「最低賃金削減法案は電光石火のように処理しながら、 数年間、眠っている経済民主化法案はなぜ扱わないのか」と声を高めた。
尹昭夏(ユン・ソハ)正義党議員も 「交渉団体の幹事間協議と議論を尊重すると言っていた国会は、 李貞味(イ・ジョンミ)幹事を除いて最低賃金法をかっぱらい通過させ、 これをまるで与野の合意によるもののように話しながら国民を欺瞞した。 与野合意は嘘」だとし 「さっき同僚議員の1人が『ああ、2年ぶりに気が合って本当にうれしい』といった。 失笑を耐えなかった。 巨大両党は与野を問わず八百長した事例は今日だけではない。 共に民主党は何だ。付き合うべき人と付き合わなければならないのではないか」と語調を高めた。
民主党のキム・ジョンフン議員は 「最低賃金を上げておいて各種の手当てなくすということは、 労働者に対する詐欺行為であり背信だ。 国会が朝三暮四していいのか」と批判した。 沈(シム)サンジョン正義党議員は 「昨年、10年ぶりに最低賃金が二桁値上げされ、 共に民主党は史上最大の最低賃金値上げだと大々的に広報した。 今、上げられた最低賃金が適用されてから5か月しか経っていない。 しかし与えて奪う改悪案を押し通すことは納得できない」とし 「低賃金労働者のためだと言うが、事実ではない。 過去、整理解雇法導入を試みた時も解雇を減らすためにといい、 非正規職法導入の時も非正規職を減らすためだといった。 だが嘘だった結論が出たではないか」と声を高めた。
だが韓貞愛(ハン・ジョンエ)共に民主党議員は 「昨年の最低賃金委員会で今年の最低賃金を16.4%上げると決め、付帯的決定をした。 算入範囲を調整しようということで、最低賃金制度関連の改善はぜひ必要だということだった」とし 「(今回の案は)最低賃金を受ける労働者の賃金を削減するのではなく、 彼らを保護するために案を作った」と主張した。 申普羅(シン・ボラ)自由韓国党議員も 「最低賃金引き上げで中小零細事業場は賃金支払い能力がなくなり廃業し、 雇用は縮小されるという悪材料になっている」とし 「算入範囲調整は最低賃金の急激な値上げによる副作用を最小化するためだ」と主張した。
[1報 15:00]『最低賃金改悪阻止』全面ストライキに突入した民主労総、国会進撃闘争
国会本会議進行中...95本の案件のうち89番目の法案に上程
[出処:ピョン・ベクソン労働と世界記者]
全国民主労働組合総連盟(委員長キム・ミョンファン、民主労総)は、 国会の最低賃金法改悪阻止を掲げて28日に全面ストライキに突入した。 民主労総はこの日の午後3時、本会議が開かれる汝矣島国会前で集会を開き、 国会進撃闘争を始めた。 国会は今日(5月28日)の本会議で最低賃金法一部改正法律案を通過させる計画だ。
先立って国会環境労働委員会(環境労働委)は25日未明、月別で支払われる賞与金と福利厚生費を最低賃金算入範囲に入れる最低賃金改正案を通過させた。 これについて民主労総は環境労働委が史上最悪の最低賃金法改正案をかっぱらい通過させたとし、 28日に全面ストライキを宣言した。 民主労総によれば、今回の全面ストライキには 現代車、韓国GM、セジョン工業、トギャン産業、現代モービス、現代Mシート、セジョンなどの主要自動車部品メーカーをはじめ、 40社余りの事業場で2時間以上ストライキに突入した。 また、起亜自動車、現代重工は拡大幹部闘争に突入するなど、 金属労組だけで約8万人がストライキに参加したという。
[出処:ピョン・ベクソン労働と世界記者]
[出処:キム・ハンジュ記者]
民主労総はこの日の午後3時、汝矣島国会前で全面ストライキ集会を開き、 国会の最低賃金法改悪を糾弾した。 民主労総のキム・ミョンファン委員長は大会発言で 「積弊勢力と文在寅(ムン・ジェイン)執権与党はグルだった。 所得主導成長、満員の幸福を実現するという最低賃金の公約は、算入範囲の拡大で絶望になった」とし 「改悪される法は賃上げ自体を無力化し、賃金の二極化が拡大する」と声を高めた。
続いて「最低賃金改悪は、手続きにも内容にも正当性を見出せない。 500万労働者の生計がかかった問題を30分で討論し、15分で法案を作り、通過させていいのか」とし 「文在寅(ムン・ジェイン)大統領は私たちの怒りに答えろ」と批判した。 この日、汝矣島前の首都圏集会には約5千人の組合員が参加した。 全面ストライキ集会は汝矣島首都圏集会をはじめ、 忠北、大田、大邱、慶北、釜山など14の地域で同時多発に開催されている。
汝矣島に集結した組合員たちは、 キム・ミョンファン委員長の大会発言が終わった午後3時20分頃から国会進撃闘争を始めた。 警察は車壁を積んで集会参加者と対峙しており、 この過程で建設労組組合員が連行された。 現在、国会では本会議が進行中で、 最低賃金法一部改正法律案は95本の案件のうち89番目の法案として上程されている。
[出処:キム・ハンジュ記者]
[2報18:00]国会本会議で『最低賃金法一部改正法律案』通過 「労働者に対する詐欺行為で背信」
結局、国会が本会議で「最低賃金法一部改正法律案」を通過させた。 国会は午後5時頃に該当法案を上程して投票を進め、 午後5時47分頃、在籍198人のうち賛成160、反対24、無効14で法律案を議決させた。
法律案の賛否投票に先立ち、議員は該当法案をめぐり激しい賛否討論を進めた。 李貞味(イ・ジョンミ)正義党議員は最も早く反対討論に立ち 「最低賃金の引き上げに速度調節が必要だという言葉は朴槿恵(パク・クネ)政権の話ではない。 最低賃金1万ウォン実現、人間らしく生きる権利を掲げた執権与党から出た言葉だ」とし 「最低賃金削減法案は電光石火のように処理しながら、 数年間、眠っている経済民主化法案はなぜ扱わないのか」と声を高めた。
尹昭夏(ユン・ソハ)正義党議員も 「交渉団体の幹事間協議と議論を尊重すると言っていた国会は、 李貞味(イ・ジョンミ)幹事を除いて最低賃金法をかっぱらい通過させ、 これをまるで与野の合意によるもののように話しながら国民を欺瞞した。 与野合意は嘘」だとし 「さっき同僚議員の1人が『ああ、2年ぶりに気が合って本当にうれしい』といった。 失笑を耐えなかった。 巨大両党は与野を問わず八百長した事例は今日だけではない。 共に民主党は何だ。付き合うべき人と付き合わなければならないのではないか」と語調を高めた。
民主党のキム・ジョンフン議員は 「最低賃金を上げておいて各種の手当てなくすということは、 労働者に対する詐欺行為であり背信だ。 国会が朝三暮四していいのか」と批判した。 沈(シム)サンジョン正義党議員は 「昨年、10年ぶりに最低賃金が二桁値上げされ、 共に民主党は史上最大の最低賃金値上げだと大々的に広報した。 今、上げられた最低賃金が適用されてから5か月しか経っていない。 しかし与えて奪う改悪案を押し通すことは納得できない」とし 「低賃金労働者のためだと言うが、事実ではない。 過去、整理解雇法導入を試みた時も解雇を減らすためにといい、 非正規職法導入の時も非正規職を減らすためだといった。 だが嘘だった結論が出たではないか」と声を高めた。
だが韓貞愛(ハン・ジョンエ)共に民主党議員は 「昨年の最低賃金委員会で今年の最低賃金を16.4%上げると決め、付帯的決定をした。 算入範囲を調整しようということで、最低賃金制度関連の改善はぜひ必要だということだった」とし 「(今回の案は)最低賃金を受ける労働者の賃金を削減するのではなく、 彼らを保護するために案を作った」と主張した。 申普羅(シン・ボラ)自由韓国党議員も 「最低賃金引き上げで中小零細事業場は賃金支払い能力がなくなり廃業し、 雇用は縮小されるという悪材料になっている」とし 「算入範囲調整は最低賃金の急激な値上げによる副作用を最小化するためだ」と主張した。
[1報 15:00]『最低賃金改悪阻止』全面ストライキに突入した民主労総、国会進撃闘争
国会本会議進行中...95本の案件のうち89番目の法案に上程
[出処:ピョン・ベクソン労働と世界記者]
全国民主労働組合総連盟(委員長キム・ミョンファン、民主労総)は、 国会の最低賃金法改悪阻止を掲げて28日に全面ストライキに突入した。 民主労総はこの日の午後3時、本会議が開かれる汝矣島国会前で集会を開き、 国会進撃闘争を始めた。 国会は今日(5月28日)の本会議で最低賃金法一部改正法律案を通過させる計画だ。
先立って国会環境労働委員会(環境労働委)は25日未明、月別で支払われる賞与金と福利厚生費を最低賃金算入範囲に入れる最低賃金改正案を通過させた。 これについて民主労総は環境労働委が史上最悪の最低賃金法改正案をかっぱらい通過させたとし、 28日に全面ストライキを宣言した。 民主労総によれば、今回の全面ストライキには 現代車、韓国GM、セジョン工業、トギャン産業、現代モービス、現代Mシート、セジョンなどの主要自動車部品メーカーをはじめ、 40社余りの事業場で2時間以上ストライキに突入した。 また、起亜自動車、現代重工は拡大幹部闘争に突入するなど、 金属労組だけで約8万人がストライキに参加したという。
[出処:ピョン・ベクソン労働と世界記者]
[出処:キム・ハンジュ記者]
民主労総はこの日の午後3時、汝矣島国会前で全面ストライキ集会を開き、 国会の最低賃金法改悪を糾弾した。 民主労総のキム・ミョンファン委員長は大会発言で 「積弊勢力と文在寅(ムン・ジェイン)執権与党はグルだった。 所得主導成長、満員の幸福を実現するという最低賃金の公約は、算入範囲の拡大で絶望になった」とし 「改悪される法は賃上げ自体を無力化し、賃金の二極化が拡大する」と声を高めた。
続いて「最低賃金改悪は、手続きにも内容にも正当性を見出せない。 500万労働者の生計がかかった問題を30分で討論し、15分で法案を作り、通過させていいのか」とし 「文在寅(ムン・ジェイン)大統領は私たちの怒りに答えろ」と批判した。 この日、汝矣島前の首都圏集会には約5千人の組合員が参加した。 全面ストライキ集会は汝矣島首都圏集会をはじめ、 忠北、大田、大邱、慶北、釜山など14の地域で同時多発に開催されている。
汝矣島に集結した組合員たちは、 キム・ミョンファン委員長の大会発言が終わった午後3時20分頃から国会進撃闘争を始めた。 警察は車壁を積んで集会参加者と対峙しており、 この過程で建設労組組合員が連行された。 現在、国会では本会議が進行中で、 最低賃金法一部改正法律案は95本の案件のうち89番目の法案として上程されている。
[出処:キム・ハンジュ記者]