同郷の大学の先輩に
穴とみると入れずにはいられない先輩がいた
彼にはよく
「道産子のくせに臆病な奴だな」とからかわれたもんだった
大家の婆さんだろうが その娘だろうが
そのまた娘だろうが猪突猛進の先輩だった
その先輩のベットの布団が湿っぽいので捲ってみると
ほとんどが処女たちの血でべたべただった
ぼくはといえば
穴好キスト宣言の歌など作っては満足してる
詩も女も穴も 信念も死ぬ場所も
ひとつだけで十分だ
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最新の詩 穴好キスト宣言
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