雨に濡れそぼりながら
いくつかの境界を歩いてきた
むしろ心地いい真夏の夜勤帰り
沖縄の女性歌手の歌を聴きながら
うつらうつらと振り子のように
沖縄民謡「てぃんさぐぬ花」は初耳だったけど
いつもどうしてか花の歌ばかり好きになる
まだ見ぬ沖縄への憧れの群青色に染まりながら
「ゆうなの花」も 「芭蕉布」も
在沖米軍の犯罪は
性犯罪であり交通事故であれ
そのほとんどが沖縄人の泣き寝入りという
明治まで独立国の沖縄には
世界一美しい珊瑚の海や浜が延々とつづき
それらほとんどはいつしか
本土観光資本のために破壊され放題にされた
差別や戦争のあとの米軍支配でも
あらゆる犯罪で身や心をずたずたにされながらも
米軍基地を一夜でも占拠したという闘いの記憶
「いのちどう宝」といういのちの原点への信仰
決して健忘症の日本人のようには
忘却へとは逃げ込まない沖縄人のすがすがしさ
爪を染める花を歌ったという
「てんさぐの花」(鳳仙花)は
爪を染めるその花のように
親の教えも心に染め付けなさいという潮騒のささやき
大城さんという若手歌手の
「アカシアの雨が止むとき」を聞きながら雨を見上げる
先日読んだばかりの本がふっと蘇る
沖縄で新聞記者になったばかりの若者が
初めての挨拶まわりで訪れた警察署で
じきに定年退職という刑事に呼びだされて警察署裏へ
その老刑事が警察署の裏庭で
山となった証拠や写真を燃やしていたという
沖縄の性犯罪被害者たちの
山と積み上げられた被害写真や証拠書類から立ち昇る
紅蓮の炎を前に立ち尽くす二人のオキナンチューの漢
「どうして燃やしてしまうんですか?」と聴く若者に
大粒の涙をこぼしながらの
その皺まみれの老刑事がぽつり呟く
「この無念さを、君にも覚えておいて欲しかったんだ」
戦後日本人の代わりに戦争ばかりやらされた韓国人が
米国文化に憧れながら米国人を憎むのも
たぶんそんな風なんだろう
臭いものに蓋するのに慣れた日本人は
その役割をずっと沖縄人に任せっぱなし
注:「てんさぐの花」(てぃんさぐぬ花)
沖縄民謡 江戸時代(1603-1867)明治以前
ー「てんさぐ」は鳳仙花のことで、その花は「うりずん」とも呼ばれ,沖縄で最も過しやすい4~5月に咲くのだとか。この花びらを女の子は,石ころでつぶして木の葉にくるんで指先に巻いて一晩寝ると天然のマニュキュアができ,遊んでいたとか。
歌詞の内容は,鳳仙花の花は爪に染め,親の教えは心に深く染めなさい,という祖先崇拝の習慣の根強い沖縄社会を歌。8・8・8・6の30文字による伝統的な琉球形式などから旧王朝(1429-1609)があった那覇市首里あたりが発祥の地といわれている。
この花の写真と花言葉や色んな神話はー『ここ』
◆@hivere @ariko_ftpaoh さほど違いのない目糞田母神閣下と鼻糞公明党大田昭宏国土交通大臣と、爽やかな生活の党青木愛チャンとのくんずほぐれつの戦い!・・それと、国が滅ぼうが国民大半が屠殺されてゆこうが・・唯我独尊でわが道をゆく、毎度いつもの天然記念物的な共産党!
◆@kobukishinichi 秘密保護法を強行通過させたのはどこの政党ですか。原発再稼働進めてるのは。武器と原発を輸出し、辺野古の海を埋め立て、高線量地域に避難者を戻して補償打ち切ろうとしてるのは。「自民公明」でしょうが。その議席を減らす、これ以外の意義なんか今回選挙にない。
◆お金は無いよりはあった方がいいし、それと反対に病気や障害は無い方がいいとは思うけど・・人間贅沢を言うとキリがないし、昔からお金があって時間が無い よりも、お金はないけど時間がある方がいいなと思う。病気や障害もあるよりは無い方がいいけど、あまり健康優良児すぎると人間偏り成長が無くなる
◆ @ishi2011t 創価学会幹部の夢のような高給優遇を支える貧困信者という構図 貧乏信者や年金受給者、生活保護受給者、身体障害認定者らから巻き上げた貴重な汗や生き血の混じったお金も犯罪集団の口座に振り出された瞬間にアブク銭に・・・http://www.geocities.jp/mmkan2004/abe.html#souka1 …