心も身体も痛い
まるで青空を吹く木枯らしのように
虚空へと吹き散らされてゆく雲のように
目にするすべてが痛みで発火する
耳にするすべてが痛みで粉々に砕け散る
呻き声をあげながら
祭りの青空の下の獅子舞のように
痛みのあまりのたうち回る
痛いから涙が止まらないのか
それとも
涙が止まらないから
痛みが激しさをますばかりなのか
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一月の詩(16) 痛い
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心も身体も痛い
まるで青空を吹く木枯らしのように
虚空へと吹き散らされてゆく雲のように
目にするすべてが痛みで発火する
耳にするすべてが痛みで粉々に砕け散る
呻き声をあげながら
祭りの青空の下の獅子舞のように
痛みのあまりのたうち回る
痛いから涙が止まらないのか
それとも
涙が止まらないから
痛みが激しさをますばかりなのか