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Channel: 詩人PIKKIのひとこと日記&詩
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  六月の詩(9)  あとがない

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ひりひりした喉の渇きが
ついに脳天にまで達する

抹殺の時だというのに
死に切れずに這い回って命乞いしてる

殺すべきチャンスはとっくの昔に失われ
残こされた時すらもう僅かというのに

もうあとはないというのに
なにが哀しくていまだ足萎えのごとく

曖昧な配列のままの記憶に
おさらばする時がついにやってきた

とっくの昔に
お前たちに止めを刺すべきだったのだ


◆ルンペン放浪記『キューバ、夢の革命軍』ーhttp://ameblo.jp/uhi36845/entry-11536813218.html?frm_src=thumb_module


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