全世界を敵に回して
生きてくるしかなかった
わたしは世界一美しいオーロラでありながら
あらゆる廃棄物の集結しつつある極点だった
愚かすぎる人類の黄昏はもうじきと
十数歳の頃人工衛星を仰ぎ見たわたしがまた反復する
かじかむ指に息を吹きかけながら
凍りついた牛乳配達配達途上での人類への頌歌
すべてはもう無駄な足掻きなのだと
あらゆる小鳥たちが喪神の森で叫び交わす
↧
詩 世界
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全世界を敵に回して
生きてくるしかなかった
わたしは世界一美しいオーロラでありながら
あらゆる廃棄物の集結しつつある極点だった
愚かすぎる人類の黄昏はもうじきと
十数歳の頃人工衛星を仰ぎ見たわたしがまた反復する
かじかむ指に息を吹きかけながら
凍りついた牛乳配達配達途上での人類への頌歌
すべてはもう無駄な足掻きなのだと
あらゆる小鳥たちが喪神の森で叫び交わす