マルクス・ガブリエル曰く。「マルクス主義のイデオロギーは世界最大の国、中国を動かしているイデオロギーなのです。共産主義は失敗したという考えも『ひどい誤り』である」「指摘しておきたいことは、現在のところマルクス主義は『まだ終わってない』ということです」。https://www.amazon.co.jp/%E3%83%9E%E3%83%AB%E3%82%AF%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%82%AC%E3%83%96%E3%83%AA%E3%82%A8%E3%83%AB-%E5%8D%B1%E6%A9%9F%E3%81%AE%E6%99%82%E4%BB%A3%E3%82%92%E8%AA%9E%E3%82%8B-NHK%E5%87%BA%E7%89%88%E6%96%B0%E6%9B%B8-%E4%B8%B8%E5%B1%B1-%E4%BF%8A%E4%B8%80/dp/4140886358 …
さらに加えて言えば、そのコンバージェンスした巨大なコンツェルン状のリベラリズムの国際統治機構の中に、国連やWEFやIMFやOECDだけでなく、ソフトパワーを司るIOCとノーベル委員会が入っている。すべて一体。リベラルデモクラシーと新自由主義経済システムを護守・保全するためのもの。
5年くらい前までは、イメージとして国連とWEFは別物だった。現在は一体化している。コンバージェンスした。国連がどんどんネオリベ化(リベラリズム化)し、WEFがネオリベ色を薄めて中立機関っぽくなった。双方が右へ左へ寄り、中間のIMFやOECDの立ち位置に。斎藤圭平も少し触れている。
斉藤幸平は、話題の「人新世」の本の中で、マルクスの言葉を引用して、SDGsは現代版「大衆のアヘン」だと批判していますね。この意見に私も基本的に同感だ。しかもただの「アヘン」ではなく、ネオリベ総本山の司令部による戦略プログラムだと私は思う。要注意。要警戒。
「ジェンダー主義とWEF - ジェンダーギャップ指数は公正な指標なのか」をアップしました。https://critic20.exblog.jp/32014459/