猪瀬直樹が書いているところあたりが真実だとすると、山崎富栄との最期は本当に凄絶で仰天のイメージとなる。彼女は、男の魂胆と手口を見抜いていて(女だけを死なせて自分は生き残り、醜聞をまた売って稼ぎ、さらに新しい餌食を惹き寄せる)、そうはさせじと心中をコンプリート・ダンさせた、と。
彼女が死に、猪瀬直樹の告発本などが出て、次第に天才文豪のジェンダー・エネミーな卑劣漢たる正体が暴露されている。今、桜桃忌の墓前の風景はどうなのだろう。昔は3密ラッシュ状態で、毎年7時のニュースで風物詩的に紹介されていた。今はあまり見ない。
真っ白な富士山が大きな姿で美しい。太宰治の『富嶽百景』の中に、正妻となる石原美知子との甲府での見合いの場面が登場する。彼女、マリアンネ・ウェーバーですね。才媛だ。ずっと長い間、いわば太宰治の名誉を守る職務を果たしてきたように見える。それは長い長い女の闘いの過程でもあった。
そもそも、いわゆるリベラル・デモクラシーと民主主義とは同じなんですかね。日本の戦後民主主義の民主主義と、最近NHKや朝日新聞でよく言われる片仮名のリベラル・デモクラシーとは同じ中身なのか。どうも違うような気がするが、内田樹あたりに検討してもらいたい。
今、日常に氾濫している「権威主義」という言葉を安易に信用してはいけない。簡単に受け入れて依拠してはいけない。10年前まではこれほどびっしり使われてなかった言葉だ。要するにリベラル・デモクラシー主義以外の体制や思想を否定する言葉ですよね。要注意のイデオロギー用語だ。
このハンガリー政治に関する記事、面白いですね。参考になるというか、とても刺激的だ。インタビューに登場する人物がみなインテリ。言葉がいい。知的レベルが高い。特にランチ・アンドラシュのEU批判。「EUは帝国に近い何か、あるいは米国のような存在になりつつある」。https://globe.asahi.com/article/13065866 …
やっぱりそうか。報ステ時の小川彩佳、カンペ・プロンプターなしでやってたんだ。すごい能力。絶品。というか、日を追う毎に見る見る成長して本物のキャスターに化けて行った。最初はお飾りのお人形さんに見えたが、どんどん力をつけて視聴率を稼ぐ説得的なプレゼンターに。https://news.yahoo.co.jp/articles/b4e8efaf26878a7070625279ec76b32c70be8f1f …
緊急事態宣言を解除しても、必ず変異種によって第4波が起こる。3月か4月か分からないが、第3波より大きな感染爆発になりそう。非を認めない菅義偉のことだから、またぞろ第3波後にGoTo再開とかやらかす。五輪は3月に開催決めてもその後でドタキャンになるだろう。https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4186175.htm …
名前出さないといけないですよね。すかいらーくか吉野屋かマクドナルドかKFCか知らないけれど。あの女性労働者に「そんなに金が欲しいのか」と言って休業手当の支給を拒否した企業名を出さないといけない。それが最低限のジャーナリズムだ。それがない。ただの厚労省の政府広報で終わっている。
報ステもNHKとそっくり同じ話をしていた。厚労省・内閣府による国策報道だ。大手外食に休業手当をちゃんと出せという指導目的の。女性労働者が菅義偉に直接陳情した件は、NHKは隠して報道しなかった。菅義偉、まともに動くかな。怪しいな。ゴリゴリの新自由主義者が。https://www.tokyo-np.co.jp/article/82238
最近の左翼リベラル方面の人間、みんなこういう言い方をする。法律と制度を実態に合わせて変えるべきだと。本田由紀のジョブ型礼賛もそうだね。新自由主義の非人間的な労働形態に法制度を合わせてどうするんだよ。憲法9条の論議と全く同じだ。なぜ左翼リベラルが戦後民主主義の所産を棄てようとする。
弁護士の指宿昭一。法律(労働基準法)が実態(シフト労働)に合ってないから、法律を実態に合わせて変えるべきと言っていた。そうじゃないよね。実態を法律の理念に合わせて変えないといけない。労働基準法が本来想定する日本国民のあるべき労働に変えないといけない。元に戻さないといけない。