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Channel: 詩人PIKKIのひとこと日記&詩
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三一書房 : ハンギョレ文学賞『滞空女 屋根の上のモダンガール』刊行

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*レイバーネットMLから
http://www.labornetjp.org/news/2020/1598318895326staff01
三一書房 小番です。

9月の新刊を紹介させてください。
9/15ごろの発売予定です。

『滞空女 屋根の上のモダンガール』
パク・ソリョン著 萩原恵美 訳
https://31shobo.com/2020/07/20005/

韓国でハンギョレ文学賞(2018年)を受賞した作品です。

1931年、日帝植民地下の朝鮮半島、平壌。平元ゴム工場。

ひとりの女性労働者、姜周龍(カン・ジュリョン)が、高さ15メートルを超える乙密台
(ウルミルテ)の屋根にのぼり、「女性解放、労働解放」を叫んだ。
愛に生き、波瀾に満ちた生涯をおくった実在の女性を描く。

「怖くはないんですか」「誰か死にはしまいかと怖いです。それが自分だったら怖いし、
他の誰かでも怖いです。人が死ぬことを何とも思ってないやつらが怖いです」

著者のパク・ソリョンさんから日本の読者へのあとがきもいただきました。
歴史学研究所研究員のパク・チュンソンさんに「「滞空女・姜周龍」と高所占拠闘争=
高空籠城の後裔たち」と題して解説をいただきました。

巻末には<乙密台上の滞空女 女流闘士姜周龍会見記>と題した当時の記事と日本語訳も
掲載。

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