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Channel: 詩人PIKKIのひとこと日記&詩
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緊急sns活動を!ハッシュタグ #周庭氏の逮捕に抗議します

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*レイバーネットMLから

レイバーネットTVスタッフの北穂さゆりです。

香港の民主活動家周庭(アグネス・チョウ)氏が中国当局に拘束されたことを受け、「雨傘運動」の学生リーダーの一人で民主活動家の羅冠聡(ネイサン・ロー)氏は、日本時間の11日、自身のツイッターに日本語で「アグネスは一緒に闘ってきた友人の一人です。独裁政権である中国共産党(CCP)は国安法違反「国家分裂」の容疑で23歳の女性を逮捕。彼女は無罪だが、無期刑を受ける可能性がある。日本の皆様のサポートが必要です」と支援を訴えています。

この件について菅官房長官は会見で「重大な懸念」を表明していますが、懸念が政治用語で何を示すのかはさておき、日本政府は人権蹂躙に対する強い非難と周庭氏の即時解放を求める声明を出すべきだとおもいます。

周庭さんは23歳の大学生で、14歳から政治活動に参加するも、素顔は普通の若い女性であることが、これまでもオンラインメディアを中心に紹介されてきました。

ごく最近も大学のレポートを書く合間に、好きな日本のアイドルの話に交えて自分が逮捕される恐怖を語る、まさに等身大の彼女インタビューを読んだばかりです。そのインタビューで彼女は、日本に来て解散間近のアイドルグループ「嵐」に会いたいらしいのですが、前回の逮捕の釈放条件が海外渡航禁止だから今は日本へは行かれないという、普通の女性と活動家のギャップの大きさが壮大すぎてめまいがしそうな、要するに現代的な普通の若者の素顔を見せていました。

日本のアイドル好きがこうじて、周庭氏は日本語を独学で学んだそうで、メディアにおいては日本語で話し、snsでも日本語で投稿してきたことで、わたしたち日本人は香港の問題を身近に感じることができました。とりわけ日本の若者への影響の大きさは、世界中のどの政治活動家より大きいものと思われます。

彼女は日本のファッション雑誌の購読者でもあり、若い女性が一度は夢見るように、きれいな洋服でかわいらしく雑誌に載ってみたいという憧れも話していました。その彼女は逮捕時白いブラウス姿でした。後ろ手に手錠をかけられ大きなマスクのせいか、少し痩せたうに見えたその姿が、若き日の彼女を国際社会が見る最後とならないよう、一日も早い解放を要求するツイッターを中心としたsns活動が、日本でも高まってきています。

既に有名な彼女はこれまでの3回の逮捕でも拷問や虐待は受けたことがなく、その心配を本人もあまりしていないことは彼女自身がsnsで語っていました。ただ今後予想される、長期にわたる拘留と思想教育によって、自分が自分でなくなるかもしれない恐怖が浮かんだ逮捕時の彼女の眼差しを、わたしたち大人は絶対に忘れてはならない。白いブラウスの下で震えていただろう彼女の心がこれ以上破られないよう、国際社会の大人は彼女を支援することに、これから自分たちの時間を継続的に割いていかないとならないと思います。

周庭氏の身の安全と早期解放を願うことはもとより、社会運動の一端を担う日本の大人の一人として、わたしは今回の件が与えるとくに若い社会活動家たちへ影響を、それこそ重大に懸念します。この件で、政府を批判することは悪いことで、社会活動をすれば人生を棒に振るという絶望が若者に植え付けられることは、なんとしても見過ごせません。彼女の逮捕映像は若者に衝撃とトラウマを与えています。日本の若年層の社会運動の萎縮、それは民主主義衰退を決定づけるでしょう。だからこそ数年後か最悪数十年後、彼女がかつての輝きを失って社会復帰するようなことはあってはならないとおもいます。

そのための緊急sns活動です。
ツイッターなどのsnsでハッシュタグ
#周庭氏の逮捕に抗議します
#FreeAgnes

をつけて、周庭氏の早期解放を求めるコメントを投稿してください。みなさまもお気づきのように、このところ日本政府関係者のツイッターへの張り付き方は尋常ではなく、sns世論が政府を動かす現状は確かに存在します。日本政府がこの件についてさらなる対応策を講じるよう、未来ある若者の社会活動を守る、このsns活動を高めていきましょう。

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