世に倦む日日 山本太郎と枝野幸男の対立というのは、消費税減税をめぐる政策対立

もそも、山本太郎と枝野幸男の対立というのは、消費税減税をめぐる政策対立だよね。５％に下げることを立憲が呑むかどうかという問題。何でそこで山口二郎が割って入って、枝野幸男を説得しようとしないんだ。間を取って７％で手を打とうとか。それをやるのが山口二郎や市民連合の役割だろう。

小野泰輔を副知事にするということが、山本太郎が維新と連携することになるのか、それとも「連携」という指摘がデマになるのかどうかはともかく、２年前の大阪ダブル選では自民と共産が共闘して戦っている。首長選ではそういう組み合わせもある。柔軟な対応を考えていいんじゃないのか。

強烈な一発がミサオから出ている。しばき隊の内ゲバ爆発。ここ数年間では最大級のもの。木下ちがやは共産党員だった。暴露された。ミサオは、山本太郎との連携を図ろうという立場か。２月の京都市長選での西郷南海子がそうだったが。いずれにしてもこれは左翼内を揺るがす大きな事件。

ＮＥＷＳ２３。高井康行が、買収資金を提供した「共犯」がいる可能性について解説したとき、番組の映像が、案里の応援演説に入った安倍晋三を映し出していた。これは、おそらく偶然の番組進行ではなくて、小川彩佳の演出ですよね。意図してニュースを制作している。やるなあ。大したもんだ。

今夜のＮＥＷＳ２３、非常によかった。小川彩佳の放送の進行がとてもいい。明日からが楽しみだ。高井康行の最後の言葉と小川彩佳の掛け合いは、示し合わせた台詞ですよね。官邸を「安心」させ、検察の中立を印象づけるための。原資は検察が必ず立証するし、高井康行は「共犯」という言葉さえ使った。

山口二郎がやるべきことは、立憲とれいわの議員や支持者を一つに纏めて、反安倍の共闘態勢を築くことだよね。今は逆に亀裂と分断を深め、両陣営の対立を煽っている。山本太郎に喧嘩売ってどうするんだ。去年は山本太郎を絶賛して、揉み手でスリ寄っていたのに。１年も経たずに掌返しか。