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Channel: 詩人PIKKIのひとこと日記&詩
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「週刊金曜日」ニュース : ウイルスと独裁化に抗う

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http://www.labornetjp.org/news/2020/1588290094711staff01
 <<『 週 刊 金 曜 日 』 メ ー ル ニ ュ ー ス >>  2020.5.1・8合併
_________________________________________________________『週刊金曜日』

  暖かくなってきました。オリジナル9条Tシャツ発売中です。
     https://kinyobi.official.ec/
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 【1】注目の記事
 【2】編集長コラム
 【3】次号予告
 【4】近刊のご案内
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■ウイルスと独裁化に抗う 憲法とメディア
あらゆる人権を奪える緊急事態条項を憲法に書き込もうという動きがある。現在出されている緊急事態宣言に人々を慣れさせ、感染症に対する不安を利用して導入しようとするかもしれない。緊急事態条項が導入されれば、政府が情報を操作して悪事も隠蔽され、国家経済が優先されるため庶民が困窮しても見捨てられるだろう。「権力を縛る鎖」と正しい情報がなければ生存権も脅かされる。すべての人の命と生活のため憲法とメディアを使おう。立憲主義の機能を停止させる緊急事態条項はいらない。

●ちょっと待った! 緊急事態条項
感染拡大防止に最も有効なのは人権保障 白神優理子

●非常時こそ自由で正確な情報を
緊急事態を理由に報道が「大本営発表」化する危険 藤田早苗
「国境なき記者団」が4月日に発表した報道自由度ランキングで日本は180カ国・地域中66位。政権批判をする記者がSNSで攻撃される現状が指摘される中、緊急事態を理由に報道機関が政府指示下に置かれたら……。

●「緊急事態宣言」報道にメディアの危機感
「知る権利」が脅かされる「有事」の報道体制 臺宏士
民主政治には、正しい情報を伝え権力をチェックする報道が必須だ。しかし「緊急事態」の名の下に報道機関が政府の監視下におかれることになれば、市民の「知る権利」は侵害されてしまう。その危機が近づいている。
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■新型肺炎
●新型コロナウイルス対策でわかる民主度「人権国家」コスタリカの挑戦
伊藤千尋
新型ウイルス対策で日本政府は何もかも出遅れた。一方、中米の「人権国家」コスタリカは矢継ぎ早に手を打った。両国の差には、政府の姿勢の違いが表れている。

●神奈川県横須賀市深浦漁港ではコロナ禍でナマコ漁がストップ 世古一穂

「冷静」「的確」「迅速」──政治の3原則から大きく離脱しているのが日本政府の新型コロナへの対応だ。そんななか、セーフティネットなしの自粛要請を強いられ、大ピンチが伝えられる外食産業。その危機に連鎖するのが、農家や漁師たちだ。東京・豊洲市場に魚を卸している小さな漁港に、漁師を訪ねた。

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 【2】 編集長後記
「赤ペンのインクがなくなった」。でも、角の文房具店は閉まっているんだっけ。文庫本を求めようとしたが、一部の書店しか開いていない。いまは非常時だということを思い起こす。この生活は当分つづきそう。緊急事態宣言下で迎える憲法記念日。今年は憲法の大切さを特に身近に感じる日になりそうだ。メディアの使命もひしひしと感ずる。

 今週号は合併号。来週は刊行はありません。取りあげたいことはたくさんある。沖縄の普天間基地から発がん性が疑われる有機フッ素化合物を含む泡消火剤が漏出した事件のこと、予定されていたNHK「バリバラ桜を見る会~バリアフリーと多様性の宴~第1部」の再放送が差し替えになったことなど。
後者は弊誌連載陣の松崎菊也さんと石倉直樹さんも出演していて、「桜を見る会」をめぐる安倍晋三首相の説明不足をチクッとする場面には笑った。いずれの世論調査でも首相の説明に満足している人は少なかったものね。小さな声も丁寧に紹介するこの番組、安倍首相にこそみてほしい。 (小林和子)

(過去の編集長後記はホームページでどうぞ)
[編集長後記]はこちら↓
 http://www.kinyobi.co.jp/henshucho/

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 【3】2020年5月15日(1280)号予告
【特集】光州事件40年
●「軍隊のやり方は共産軍と同じ」戒厳軍を激怒させた共同電
ソウル支局閉鎖の真相 初めて明かす取材過程 菱木一美
●映画が描く光州事件  政権や社会状況に沿って変化 成川 彩
●最高視聴率65%を記録した韓国ドラマ「砂時計」に寄せて  益子美登里ほか
【コロナ】●拡大版経済私考  緊急事態とくらし    鷲尾香一
【追及!政権腐敗】●亡国のコロナ対策 市民に大災厄が訪れる!? 片岡伸行
【社会】●コロナ陰謀論を理由に5G批判を検閲 加藤やすこ
【新連載】●メディアウオッチ  臺宏士/早川タダノリ
【新連載】●猫様 想田和弘
【新連載】●祀りをたずねて(1)道祖神 日本の民間信仰
写真・文 山田しん
【くらし】●新・買ってはいけない
驚きの「臭素酸カリウム」復活 ヤマザキは何を考えているのか 渡辺雄二
【ぶんか】●不謹慎な旅 阿弥陀如来の足元
牛久入管収容所 写真・文 木村聡
【年金】●今年の年金改正のポイントをご説明しましょう
内藤眞弓
【メディア】葬られた原発報道  ワセダクロニクル編集長 渡辺周
【ぶんか】●鈴木邦男 ハンセイの記

【強力連載】
●それでもそれでもそれでも|齋藤陽道
●風速計|宇都宮健児
●金曜アンテナ
●政治時評|長谷川綾
●たとえば世界でいま
●さらん日記
●話の特集|矢崎泰久、中山千夏、松元ヒロ、小室等
●貧困なる精神|本多勝一
●ヒラ社長が行く|植村隆

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 【4】近刊のご案内  http://www.kinyobi.co.jp/publish/index.php

★『週刊金曜日』2019年11月28日臨時増刊号
 まるごと山本太郎 れいわ新選組
 http://www.kinyobi.co.jp/publish/002922.php
発売日:2019/11/28
定価:800円(税込)
サイズ:AB判 84頁
雑誌コード:22936-11/28

「れいわ新選組」の勢いが止まらない。2019年7月の参議院選挙では2議席を獲得。山本太郎代表が9月に北海道から始めた全国ツアーには多くの人々が詰めかけている。
〈あなたが明日の生活を心配せず、人間の尊厳を失わず、胸を張って人生を歩めるよう全力を尽くす〉(れいわ新選組「決意」)という訴えはなぜ人の心を打つのか。
 2011年から山本太郎さんを取り上げてきた『週刊金曜日』が、「れいわ新選組」の魅力に迫り、新しいラディカル・デモクラシーについて分析する。

■写真特集 2019年参院選、2012年官邸前抗議、2013年参院選初当選
■れいわが始まる 山本太郎街頭記者会見(8月1日、 東京・新宿駅西口)
■NPO法人「抱樸」理事長の奥田知志×山本太郎(10月2日、北九州市)
■単独インタビュー 「旋風」を巻き起こした「山本太郎」とは何者か
■志位和夫・共産党委員長、山本太郎・れいわ新選組代表の共同会見(9月14日、国会)
■参院選総括と今後 山本太郎代表記者会見(8月7日、日本ジャーナリスト協会)
■街頭会見の魅力 及川健二
■徹底討論 「山本太郎現象」と左派ポピュリズム 石戸諭×中島岳志
■木村英子、舩後靖彦両参議院議員が初登院(8月1日) 写真・文 薄井崇友
■らんきりゅう「当事者のパワー」 雨宮処凛
■舩後靖彦さん当選の舞台裏 人間の可能性に限界がないこと示す議員の誕生 雨宮処凛
■"いのち"でつながるために 若松英輔×木村英子
■山本太郎が吠えた90分「私は首相になる!」(19年5月24日号)
■新・わたしと憲法シリーズ 山本太郎(13年6月14日号)
■風速計「使えるツール、発見!」 雨宮処凛(13年9月6日号)
■山本太郎「本当の芸能人なら声を上げてファンを守れ!!」(11年11月4日号)
■れいわ新選組「政権とったらすぐやります 今、日本に必要な緊急政策」 その他


★追悼 石牟礼道子 毒死列島 身悶えしつつ
石牟礼道子 田中優子 高峰武 宮本成美 1000円+税 A5判並製・104頁
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002593.php

『苦海浄土 わが水俣病』などの作品で知られる作家の石牟礼道子さんが2018年2月10日に亡くなった。『週刊金曜日』立ち上げ時の編集委員でもあった石牟礼さんと現編集委員の田中優子さんの対談を中心にブックレット化。


★日中戦争から80年 加害の歴史に向き合う
『週刊金曜日』編 1000円+税 A5判並製 136頁
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002464.php

今年は、日中全面戦争開始から八〇年。侵略戦争への深い反省から始まったはずの戦後はいま、大きな危機に直面している。歴史歪曲主義者の安倍晋三首相はふたたび「戦争国家」への道を暴走し、民主主義そのものが崩壊させられようとしている。私たちは、あらためてアジア太平洋戦争の実相をみつめ、いまと将来のために加害の事実を振り返り、向き合う姿勢が必要だ。本ブックレットは日中戦争開始から八〇年となる二〇一七年七月から一〇月の各月一回、「日中戦争80年共同キャンペーン実行委員会」が企画した学習会の内容を再録したもの。


┃Kindle版┃原発の来た町──原発はこうして建てられた/伊方原発の30年

斉間満:著 Kindle 購入価格:700円

「安全」であれば原発はよい、とは言えない。原発の建設や運転の過程ではさまざまな「暴力」が吹き荒れ、またカネの力によって人々の心や生活を傷つけ、踏みにじってきた。
 著者の斉間満さん(2006年10月17日永眠)は、伊方原発の誘致話が表面化して以降、自らの一生をかけてこの問題に取り組んできた。新聞記者として、一人の住民として、裁判の原告として長い長い闘いだった。
 この書籍は、斉間満さんが2002年5月、南海日日新聞社から刊行した著書『原発の来た町─原発はこうして建てられた/伊方原発の30年』を元に新たに編集した新版。伊方原発のためになにが起きたかを知ることは、日本のエネルギー政策の今後を考えるために必要だ。
【目次】
はじめに
まえがき(小出裕章)
【年表】伊方原発をめぐる動き
1.原発はこうして建てられた
2.安全協定無視の3号炉増設
3.出力調整試験
4.伊方原発のいま
5.原発と地域
あとがき
【筆者紹介】
斉間 満(さいま みつる・1943年生)
 伊方原発建設当初、地方紙の記者として取材したのが伊方原発との関わりの始め。取材していく中で地元にあるローカル紙が原発の危険性に少しも触れないことに疑問を感じて焦りを覚える。経験も知識も資金も貧しい中ではあったが、地元で原発を批判していく必要を強く感じて一九七五年「南海日日新聞社」を立ちあげる。以来一貫して原発反対と匿名報道を貫き、伊方町を含む周辺の町や八幡浜市の人々に原発の危険性を伝え続けてきた

 伊方原発二号炉設置許可取消裁判は、本人訴訟として起こされたが、原告の1人に加わり23年間法廷で闘った。しかし、2000年12月判決の4日前に持病の心臓病が原因で脳梗塞を発病し、左半身不随車椅子生活の身となる。現在施設に通いながらリハビリに励む傍ら、原発を止めるまで南海日日新聞を発行し続けることが自分のできる反原発運動であると考え、同じ原告、反原発の仲間であり社員の一人である近藤誠さんの助けを得ながら残された右手でワープロを打つ日々である。
 2006年10月17日永眠。

┃Kindle版┃マイナンバー
明石昇二郎:著 Kindle 購入価格:500円
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002448.php

「マイナンバー」の通知が始まった2015年10月から2年が経った。だが、便利になるどころか、さまざまな不具合が生じている。問題点を洗い直すとともに、「マイナンバー」によって余計な負担を強いられる市民一人ひとりが自衛策を考える上での"処方箋"を提供する。

┃Kindle版┃バラ色のひきこもり
勝山実:著 Kindle 購入価格:300円
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002203.php

「ひきこもり」というと、白い目で見られがち。
でも、当事者が日々、どんな思いで暮らしているのか、
その声が伝わることはほとんどありません。
高校3年生から45歳の今まで、ひきこもりを続ける
自称「ひきこもり名人」の勝山実さんに、
なぜにひきこもり続けるのか、
自身のひきこもり生活の極意を書いてもらいました。

┃Kindle版┃何がどうして発達障害
司馬理英子:著 Kindle 購入価格:300円
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002011.php

自分では気をつけているつもりなのに、「うっかり」ミスばかり。
時間やお金の管理も超苦手。
やらなきゃいけないことはたくさんあるのに、何から手をつけたら……?

あの人ってなんでいつもいい加減なの!
スケジュールどおり仕事ができないし、融通も利かないし、
人の気持ちをわかろうともしない。社会人失格なんじゃないの?

本書は発達障害という切り口で、そんな悩みに迫ります。
近ごろメディアで取り上げられることの多い発達障害ですが、
肝心なのは周囲の対応であることは、あまり知られていません。
自分(あるいは相手)の言動に悩んだら、本書をひもといてみてください。
きっとそれまでとは違った視点で、
自分や相手のことを見つめられるようになりますよ。

┃Kindle版┃エシカルに暮らすための12条 地球市民として生きる知恵

古沢広祐(ふるさわ・こうゆう):著 Kindle 購入価格:300円
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002859.php

最近よく耳にする「エシカル」という言葉。
エコやオーガニックとちょっと似ていますが
生産者の人権や労働環境、商品生産の背景まで考慮する点が違います。
本書がグローバル化によって地球のすみずみにまで広がった生産・消費のつながりを
改めて考えるきっかけになればいいなと思います。

【『エシカルに暮らすための12条』目次】
 はじめに
第1条 グリーン(環境)からエシカル(社会)へ
第2条 ファッションだってエシカルに
第3条 鰻を食べて大丈夫かな? 水産物こそエシカルでありたい
第4条 有機=エシカル? オーガニック認証への問い直し
第5条 森のエコラベル
第6条 動物福祉─アニマルウェルフェア 先を進む世界の動向
第7条 町ぐるみでエシカルめざす フェアトレードタウンの広がり
第8条 過熱するペットビジネス 輸入ペットの動向にも注意!!
第9条 日本にもある現代の奴隷制度
第10条 つくる責任・つかう責任 SDGsのゴール12
第11条 銀行・投融資を変えるエシカルなお金って?
第12条 『バナナと日本人』のその後
補論 日本でのエシカルの広がり──エシカル通信簿、ブラック企業大賞、地方での展開

【著者略歴】
古沢広祐(ふるさわ・こうゆう)
1950年生まれ。國學院大學経済学部教授、NPO「環境・持続社会」研究センター代表理事。著書に『みんな幸せってどんな世界』(ほんの木)、『食べるってどんなこと? あなたと考えたい命のつながりあい』(平凡社)、『地球文明ビジョン』(日本放送出版協会)、共著に『フェアトレードビジネスモデルの新たな展開』(明石書店)など。関連するトピック情報として、サステナブル・ブランドジャパン(SB-J)ネットサイト(http://www.sustainablebrands.jp/)で連載コラムを掲載しています。

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