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Channel: 詩人PIKKIのひとこと日記&詩
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世に倦む日日 @yonium戦後復活した1946年メーデ-ニュース映像。日本ニュース制作と配信

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https://www2.nhk.or.jp/archives/tv60bin/detail/index.cgi?das_id=D0009181445_00000
報道1930。今日の放送は怪しいな。マイクロスカイラボの社長、厚労官僚にこう言っとけと言われてるんじゃないか。たった2名でやってるらしいが、厚労省とはどういう関係の会社なんだろう。児玉龍彦の話だと、東大と理研だけで1日数万件PCR検査できるはずだ。検査技師もいるわけだよね。

戦後に復活した1946年のメーデ-のニュース映像。日本ニュースの制作と配信です。東宝系の映画館で上映されていた。まだテレビがない時代。映像以上にニュース原稿の内容や表現に驚かされますね。戦後民主主義の生の証拠。https://www2.nhk.or.jp/archives/tv60bin/detail/index.cgi?das_id=D0009181445_00000 …


《東京》労働者、農民、勤労者が団結の威力を示す日、メーデーが来ました。11年ぶりに復活した喜びの日。かつて軍国主義に塗りつぶされていた宮城前広場は、みるみる赤旗、のぼり、プラカード、そして潮のように押し寄せた50万の人民大衆の喜びの顔で埋まりました。各職場代表者の熱烈な演説ののち、社会党加藤勘十氏、共産党徳田球一氏は力強く労働戦線の統一を叫び、最後に宣言の朗読が行われました。

「歴史的メーデーに際し、我々全日本の労働者は高らかに宣言する。このような正しい世界の完成の日まで、揺るぎなき団結と鉄の意志を持って、闘争を推し進めることを。1946年5月1日、第11回東京地方メーデー!」(拍手)かくて11時30分、4つの地区に分かれた世紀の大示威行進は折からの小雨をついて出発。胸を張り、腕を組み、足音高らかに、町へ、町へ。(「メーデー歌」を歌いながらの行進と、歓迎する町の人々の様子)四谷では、初めてメーデーに参加した教員組合の中に先生がいるのを見つけた子どもたちが、喚声を上げながら嬉々としてデモに参加しました。

かくて幣原内閣打倒に大きな力となった働く者の団結の威力は、このメーデーを機に俄然躍進し、日本民主化の方向へ力強い前進を遂げたのであります。(「メーデー歌」を歌いながら人々が行進)《水戸》この日、全国各地でも盛大なメーデーが同時に行われ、参加総数、実に100万、水戸では農民の参加が特に際立ちました。(「メーデー歌」を歌いながら人々が行進)《高崎》群馬県高崎でも盛んな労働者の意気を示しました。《大阪》大阪のメーデーもまた、沸き返る勤労大衆が町を埋めました。

かくて東京の各代表者たちは、官邸で幣原首相に決議文を突きつけ、反動内閣絶対反対、民主人民政府即時樹立を要求しました。「あなた方のおっしゃっていることは十分よくわかりましたからね。恐らく総理がいろいろまた考えられるでしょう。しかしね、その社会党内閣を阻止しようということをだな、総理に今ここで答えろということは、それは無理だ」「しかし、これは人民の声だということは認めますな」「責任が取れんのだな」「だから・・・」「声だっていうことを認めますかとお聞きしたんだ。声だ。あんた方が反映する声。声に対して、あんた方が何らの返事をしないということが重大なんだ」


明日はメーデー。労働者の祭典の日。中国では祝日です。天安門広場に大きな孫文の肖像画が立つ。天安門の毛沢東と向き合う形で配置される。実物を見てきました。実物を見るまで知らなかった。どこまでも辛亥革命の継承国家なんですね。

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