https://www.zakzak.co.jp/lif/news/190419/lif1904190009-n2.html
★インターパーク倉持呼吸器ペインクリニック内科院長・倉持仁さん(46)
宇都宮市南部の閑静な住宅地に2015年に開業した「インターパーク倉持呼吸器ペインクリニック内科」は、次世代型の郊外型プライマリケア(初期診療)医療機関。院長の倉持仁医師は、「地域に必要とされる医療を考えていったらこうなったんです」と語る。
365日診療、CTやMRI、内視鏡や気管支鏡など一通りの検査設備をそろえる。倉持医師が担当する呼吸器科の他に消化器内科、神経内科、膠原病リウマチ内科、ペインクリニック、放射線科などの専門医が、あらゆる症状に対応する。
その手厚い診療体制は広範囲に知れ渡り、特に多くの医療機関が休診となる日曜祝日は、遠方からの患者も多い。
「救急病院が受け入れられない時には、救急隊からの受け入れ要請が来ることもある。入院設備はないけれど、診ないことには始まらないので、とりあえず受け入れて、できるところまでをここでする。そうすれば状況も詳しくわかるので、その先を引き受けてくれる病院も探せるのです」
同院には、もう一つ、きわめて先進的な取り組みがある。「インフルエンザ発熱外来」だ。
クリニックの敷地内に設けられた別棟は、インフルエンザに代表される感染症の疑いがある患者を専門に診る外来棟。8つある診察室は通常の外来と完全に分離されている。換気や紫外線による殺菌設備も完備し、感染拡大を防ぐ仕組みだ。
「病院で病気をもらうなんて本来あってはならないことですが、実際には医療機関が感染源になるケースは少なくない。また、医療従事者が感染すると、その地域の医療体制が崩壊してしまう。そうした問題を解決する手段として作ってみたのですが、使い勝手は悪くないです」
いつでも、何でも診てくれるクリニックがある街の住人は幸せだ。そんな幸せな街づくりに向けた倉持医師の挑戦は続く。(長田昭二)
■倉持仁(くらもち・じん) 1972年、宇都宮市生まれ。98年東京医科歯科大学医学部卒業。青梅市立総合病院、横須賀共済病院、東京医科歯科大学医学部附属病院呼吸器内科勤務を経て、2008年、倉持病院副院長。15年から現職。日本呼吸器学会認定呼吸器専門医・指導医、日本アレルギー学会認定専門医、日本内科学会認定医。医学博士。趣味はサックス演奏、海釣り、キャンプ。
★インターパーク倉持呼吸器ペインクリニック内科院長・倉持仁さん(46)
宇都宮市南部の閑静な住宅地に2015年に開業した「インターパーク倉持呼吸器ペインクリニック内科」は、次世代型の郊外型プライマリケア(初期診療)医療機関。院長の倉持仁医師は、「地域に必要とされる医療を考えていったらこうなったんです」と語る。
365日診療、CTやMRI、内視鏡や気管支鏡など一通りの検査設備をそろえる。倉持医師が担当する呼吸器科の他に消化器内科、神経内科、膠原病リウマチ内科、ペインクリニック、放射線科などの専門医が、あらゆる症状に対応する。
その手厚い診療体制は広範囲に知れ渡り、特に多くの医療機関が休診となる日曜祝日は、遠方からの患者も多い。
「救急病院が受け入れられない時には、救急隊からの受け入れ要請が来ることもある。入院設備はないけれど、診ないことには始まらないので、とりあえず受け入れて、できるところまでをここでする。そうすれば状況も詳しくわかるので、その先を引き受けてくれる病院も探せるのです」
同院には、もう一つ、きわめて先進的な取り組みがある。「インフルエンザ発熱外来」だ。
クリニックの敷地内に設けられた別棟は、インフルエンザに代表される感染症の疑いがある患者を専門に診る外来棟。8つある診察室は通常の外来と完全に分離されている。換気や紫外線による殺菌設備も完備し、感染拡大を防ぐ仕組みだ。
「病院で病気をもらうなんて本来あってはならないことですが、実際には医療機関が感染源になるケースは少なくない。また、医療従事者が感染すると、その地域の医療体制が崩壊してしまう。そうした問題を解決する手段として作ってみたのですが、使い勝手は悪くないです」
いつでも、何でも診てくれるクリニックがある街の住人は幸せだ。そんな幸せな街づくりに向けた倉持医師の挑戦は続く。(長田昭二)
■倉持仁(くらもち・じん) 1972年、宇都宮市生まれ。98年東京医科歯科大学医学部卒業。青梅市立総合病院、横須賀共済病院、東京医科歯科大学医学部附属病院呼吸器内科勤務を経て、2008年、倉持病院副院長。15年から現職。日本呼吸器学会認定呼吸器専門医・指導医、日本アレルギー学会認定専門医、日本内科学会認定医。医学博士。趣味はサックス演奏、海釣り、キャンプ。