https://ameblo.jp/masa1123nakama/entry-12589256221.html
2020年04月13日
沖縄の米軍普天間飛行場から発がん性が指摘される有機フッ素化合物PFOSを含む泡消火剤が大量に流出した。
この情報を教えてくれたのは、沖縄戦を体験された祖父を持つ北海道在住の女性ブロガーさん。
了解を得ていないので名前は伏せさせていただく。
さっそく調べてみると、沖縄タイムス(こちら)と琉球新報がそのニュースを報じていた。
まずは琉球新報の記事を抜粋して紹介させていただく。
川に浮かび、空中を舞う白い泡の塊―。米軍普天間飛行場から発がん性が指摘される有機フッ素化合物PFOSを含む泡消火剤が流出し一夜明けた11日、大量の消火剤は宜野湾市嘉数と大謝名の境を流れる宇地泊川と周辺の住宅街まで広がっていた。「泡には触れないでください」。鳴り響く防災無線と異様な光景に、住民らは顔をこわばらせた。
米軍普天間飛行場から流出し、住宅地を漂う泡消火剤=11日午前8時11分ごろ、宜野湾市大謝名(金良孝矢撮影)
市消防本部の消防隊員らは早朝から川周辺で除去作業にあたり、市や県の職員らが慌ただしく出入りした。草木に付いた泡に放水し、小さなバケツで回収するなど、慣れない作業に奔走した。
正午すぎ、海兵隊政務外交部長のニール・オーウェンズ大佐が除去作業の現場に到着。報道陣が詰め寄り、一帯は緊張感に包まれた。米軍の消防隊と米兵らも駆け付けたが、作業することなく撤収。早朝から作業を見守っていた仲間翼さん(16)は「こっちは迷惑を受けているのに、米軍は軽く考えているのでは」と不信感を募らせた。
宇地泊川で泡消火剤の回収作業にあたる消防士=午後1時23分、宜野湾市(又吉康秀撮影)
川が牧港湾と合流する河口付近で釣りをしていた与那嶺光弘さん(65)は防災無線を注意深く聞き「しばらく釣りはできないな」と寂しげ。「子どもや孫の代には基地がなくなってほしい」と道具を片付け、足早に帰路についた。
一方、同飛行場南側に接する第2さつき認定こども園(同市真栄原)は、園庭遊びを中止し、登園を控える保護者も見られた。
翌日の沖縄タイムス(こちら)にも目を向けてみよう。
米軍普天間飛行場から大量に漏出した泡消火剤に関し、市街地の回収作業をしていない米軍の対応を巡り、13日朝、登庁した県首脳からは「とんでもない」(富川盛武副知事)などと批判が相次いだ。
「こんなのだけ地元任せ」泡消火剤の漏出、回収作業しない米軍 県首脳から批判相次ぐ
謝花喜一郎副知事は「おかしいでしょ。機体が墜落したら現場にいれないのに。こんなのだけ地元任せ」と米軍を強く批判した。
富川氏も「とんでもないとしか言えない。処理は米軍が行うのが当然だ」と述べ、抗議を検討する考えを示した。
泡消火剤には発がん性が指摘されているPFOS(ピーホス)が含まれている。事故翌日の11日に、宜野湾市消防が回収に当たったが量が多く、回収作業を打ち切った。
ぼくが知る限りでは、このニュースを報じたヤマトのマスコミはない。
もしこの事故が東京の近辺でおこり、米軍の対応が報じられているようなものだったら、ヤマトのマスコミはこのニュースを無視しただろうか。
まさか、コロナウィルス騒動のさなか、そんなものに構っている暇はないなどとは口が裂けても言うまい。
ヤマトのマスコミのこういった姿勢が、ヤマトの民をして沖縄の基地問題を無関心なものにさせしめている。
2020年04月13日
沖縄の米軍普天間飛行場から発がん性が指摘される有機フッ素化合物PFOSを含む泡消火剤が大量に流出した。
この情報を教えてくれたのは、沖縄戦を体験された祖父を持つ北海道在住の女性ブロガーさん。
了解を得ていないので名前は伏せさせていただく。
さっそく調べてみると、沖縄タイムス(こちら)と琉球新報がそのニュースを報じていた。
まずは琉球新報の記事を抜粋して紹介させていただく。
川に浮かび、空中を舞う白い泡の塊―。米軍普天間飛行場から発がん性が指摘される有機フッ素化合物PFOSを含む泡消火剤が流出し一夜明けた11日、大量の消火剤は宜野湾市嘉数と大謝名の境を流れる宇地泊川と周辺の住宅街まで広がっていた。「泡には触れないでください」。鳴り響く防災無線と異様な光景に、住民らは顔をこわばらせた。
米軍普天間飛行場から流出し、住宅地を漂う泡消火剤=11日午前8時11分ごろ、宜野湾市大謝名(金良孝矢撮影)
市消防本部の消防隊員らは早朝から川周辺で除去作業にあたり、市や県の職員らが慌ただしく出入りした。草木に付いた泡に放水し、小さなバケツで回収するなど、慣れない作業に奔走した。
正午すぎ、海兵隊政務外交部長のニール・オーウェンズ大佐が除去作業の現場に到着。報道陣が詰め寄り、一帯は緊張感に包まれた。米軍の消防隊と米兵らも駆け付けたが、作業することなく撤収。早朝から作業を見守っていた仲間翼さん(16)は「こっちは迷惑を受けているのに、米軍は軽く考えているのでは」と不信感を募らせた。
宇地泊川で泡消火剤の回収作業にあたる消防士=午後1時23分、宜野湾市(又吉康秀撮影)
川が牧港湾と合流する河口付近で釣りをしていた与那嶺光弘さん(65)は防災無線を注意深く聞き「しばらく釣りはできないな」と寂しげ。「子どもや孫の代には基地がなくなってほしい」と道具を片付け、足早に帰路についた。
一方、同飛行場南側に接する第2さつき認定こども園(同市真栄原)は、園庭遊びを中止し、登園を控える保護者も見られた。
翌日の沖縄タイムス(こちら)にも目を向けてみよう。
米軍普天間飛行場から大量に漏出した泡消火剤に関し、市街地の回収作業をしていない米軍の対応を巡り、13日朝、登庁した県首脳からは「とんでもない」(富川盛武副知事)などと批判が相次いだ。
「こんなのだけ地元任せ」泡消火剤の漏出、回収作業しない米軍 県首脳から批判相次ぐ
謝花喜一郎副知事は「おかしいでしょ。機体が墜落したら現場にいれないのに。こんなのだけ地元任せ」と米軍を強く批判した。
富川氏も「とんでもないとしか言えない。処理は米軍が行うのが当然だ」と述べ、抗議を検討する考えを示した。
泡消火剤には発がん性が指摘されているPFOS(ピーホス)が含まれている。事故翌日の11日に、宜野湾市消防が回収に当たったが量が多く、回収作業を打ち切った。
ぼくが知る限りでは、このニュースを報じたヤマトのマスコミはない。
もしこの事故が東京の近辺でおこり、米軍の対応が報じられているようなものだったら、ヤマトのマスコミはこのニュースを無視しただろうか。
まさか、コロナウィルス騒動のさなか、そんなものに構っている暇はないなどとは口が裂けても言うまい。
ヤマトのマスコミのこういった姿勢が、ヤマトの民をして沖縄の基地問題を無関心なものにさせしめている。