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プレカリアートユニオン通信(4/9)/東京都庁の警備をさせるテイケイは安全配慮義務を果たせ!

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プレカリアートユニオンの清水直子です。メールマガジンを発行しました。
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━━━━━━━━━━━━━━━━━━https://precariatunion.hateblo.jp/

 Precariat Union 駆け込み寺から砦へ
 非正規雇用でも若い世代の正社員でも組合を作って労働条件をよくしたい!
 プレカリアートユニオン(PU)通信 第101号 <2020.04.09発行>

━━━━━━━━━━━━━━━━━━https://www.precariat-union.or.jp/

─□ 目次 □───────────────────────────
1.長時間労働に伴う休業などについて交渉していたOYO Hotels Japan合同会社と和解、解雇問題について交渉していたOYO LIFE(オヨライフ
  /OYO TECHNOLOGY & HOSPITALITY JAPAN株式会社)と和解、株式会社東武と東京地方裁判所で和解し、これまでの労使紛争について全面的に解決 ほか 2020年3月の解決報告       【解決!】

2.取材協力した記事が『FLASH』(2020年3月24日号)に掲載されました                   【メディア】

3.小池都知事記者会見の翌日も新型コロナウイルス対策を無視してマスクを着用させず東京都庁の警備をさせるテイケイは、安全配慮義務を果たせ!           【新型コロナウイルス対策】

4.理不尽な格差是正して介護の現場を守りたい!パート差別問うクローバー集団訴訟  第1回期日報告で原告組合員が意見陳述
                【静岡支部・クローバー分会】

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 1.長時間労働に伴う休業などについて交渉していたOYO Hotels Japan合同会社と和解、解雇問題について交渉していたOYO LIFE(オヨライフ
   /OYO TECHNOLOGY & HOSPITALITY JAPAN株式会社)と和解、株式会社東武と東京地方裁判所で和解し、これまでの労使紛争について全面的に解決 ほか 2020年3月の解決報告【解決!】

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2020年3月
・長時間労働に伴う休業などについて交渉していたOYO Hotels Japan合同会社と和解しました。引き続き、労働環境改善と日本の商習慣に合うマネジメントスタイルとサービスの改善などに取り組んでいきます。
・雇い止め問題などについて交渉していたOYO LIFE(オヨライフ/OYO TECHNOLOGY & HOS
PITALITY JAPAN株式会社)と和解しました。
・解雇問題について交渉していたOYO LIFE(オヨライフ/OYO TECHNOLOGY & HOSPITALITY
JAPAN株式会社)と和解しました。
・雇い止め問題などについて交渉していた神奈川県内のIT企業と和解しました。
・株式会社東武と東京地方裁判所で和解し、これまでの労使紛争について全面的に解決することができました。ご支援、ご協力くださった多くの皆様に心から感謝します。
・安全衛生問題、未払い賃金問題、雇用に関する問題について交渉していた、東京都内の電気工事会社と和解しました。会社は、アスベスト、粉塵の安全衛生に関する対策を真摯に講じることを確約。
・ハラスメント問題などについて交渉していた製薬会社の日本法人と和解しました。ハラスメントの再発防止策を講じることも合意。
・未払い残業代問題、未払い賃金問題、事業所閉鎖に伴う解雇問題などについて交渉していた株式会社エニシアホールディングスと和解しました。東京都労働委員会で、不当労働行為問題についても合わせて解決。

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 2.取材協力した記事が『FLASH』(2020年3月24日号)に掲載されました                   【メディア】

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プレカリアートユニオンが取材協力した記事が『FLASH』(2020年3月24日号)に掲載されました。
https://precariatunion.hateblo.jp/entry/2020/03/13/221706

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 3.小池都知事記者会見の翌日も新型コロナウイルス対策を無視してマスクを着用させず東京都庁の警備をさせるテイケイは、安全配慮義務を果たせ!          【新型コロナウイルス対策】

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 警備業界の大手テイケイ株式会社(代表取締役 影山嘉昭)は、毎週水曜日に「勤務実績報告」と称し、一週間の勤務場所や労働時間を報告させ、装備点検や服装・身だしなみのチェック等の労働をさせているにも関わらず、賃金を支払っていません。労働基準監督署の指導にも従わず、「労基署と闘う」とさえ息巻いているという話を聞きます。

 また、私たち労働組合に対する姿勢も極めて攻撃的です。労働組合に加入し適正な賃金の支払いを要求した警備員をホテルの一室に閉じ込め、約5時間にもわたって「犯罪者」と言ったり、「警察沙汰にする」等と脅かした結果、無理矢理退職届を書かせて辞めさせたのです。この件について、地位確認を求め東京地裁に労働審判を申し立て、会社に支払いを求める審判が下されましたが、現在会社がこれを不服とし本訴へと紛争は拡大しています。

 新型コロナウイルスが猛威を振るう中、安全配慮義務に基づいて、会社は従業員を感染から守る義務が当然にあると考えられます。
しかし、テイケイの警備員は、施設内の警備など一部の例外を除き、原則的にマスクを着用することを禁止されているのだという情報も当労組に寄せられています。実際に街を歩いてみると、マスクをしているテイケイの警備員は全く見当たりませんでした。公共施設の警備など公益性の高いの警備を行うテイケイが、安全配慮義務を果たさず、正当な理由なく警備員にマスクを着用させないことが日本全体に与える影響は決して無視できるものではありません。

テイケイに対する「警備員のマスク着用禁止に抗議し、新型コロナウイルス感染予防措置を求める申入書」

2020年3月30日

テイケイ株式会社
代表取締役 影山 嘉昭様

代理人
卓照綜合法律事務所
弁護士 齊籐貴一様
弁護士 深瀬仁志様
弁護士 玉巻輝久様
弁護士 三浦隆司様

プレカリアートユニオン
執行委員長 清水 直子
〒151-0053 東京都渋谷区代々木4-29-4
西新宿ミノシマビル2F ユニオン運動センター内
TEL 03-6276-1024
FAX 03-4335-0971

警備員のマスク着用禁止に抗議し、新型コロナウイルス感染予防措置を求める申入書

 国内で新型コロナウイルス感染が拡大しているにも関わらず、貴社は、警備業務に従事する従業員にマスクの着用を禁じています。不合理な業務命令に強く抗議し、安全配慮義務(労働契約法第5条)を履行し、警備員にマスク着用を認め、必要なマスクを従業員に支給するよう申し入れます。

 小池東京都知事が3月25日に緊急記者会見を開き、「感染爆発の重大局面」と訴えた、まさにその記者会見が行われている東京都庁の出入り口を警備している貴社警備員はマスクを着用しないまま警備業務に従事していました。本日3月30日の記者会見でも、小池都知事は夜間の外出自粛などを求めるに至りましたが、貴社はその足下の東京都庁で都庁利用者にも感染を拡大しかねない対応を続けています。

 貴社は、「警備の質」に関わるなどとして「重度の花粉症」以外の警備員にはマスクの着用を認めていません。当労組には、貴社が警備を請け負っている施設の関係者から、警備員にマスク着用を認めない貴社の姿勢を問題視する意見が寄せられています。労働災害を防止し、安全配慮義務を履行すること、適切な感染予防措置をとることを要求します。

 本状については、2020年4月3日(金)正午必着で文書にてご回答ください。速やかに感染予防措置をとった上で、2020年4月8日に開催する団体交渉で協議事項とし、マスク着用を認めてこなかった理由と根拠についても詳細な説明を行うことを求めます


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 4.理不尽な格差是正して介護の現場を守りたい!パート差別問うクローバー集団訴訟  第1回期日報告で原告組合員が意見陳述
                【静岡支部・クローバー分会】

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 プレカリアートユニオン静岡支部クローバー分会の仲間が、未払い残業代や労働契約法20条に掛かる正社員と非正規の待遇格差の解消(3年分の賞与の支払い)を求め、株式会社クローバーに対して総額約3731万円の支払いを求める裁判を提訴しました。3月27日、その第1回目の期日が静岡地方裁判所沼津支部にて行われました。

 介護業界のワンオペ問題 
 この法廷闘争は、大きく2つの問題を世の中に問いかけています。まず1つは、介護業界では当たり前として野放しにされていた、夜勤のワンオペによる休憩問題です。多くの介護事業所が、特に夜勤帯でワンオペ業務を行わせています。介護現場はまさしく緊張の連続で、いつ何が起こるか予断を許しません。業務から完全に解放される休憩など取ることは不可能です。それにもかかわらず、給与の計算において、休憩を取得したことにして残業代を支払わないといった労務管理が横行しているのです。
 パートだから1円も賞与を払わない
もう1つは、非正規労働者への待遇・処遇面での差別の問題です。在、クローバーで働くパート職員は、正職員と同じ働き方をしているにもかかわらず、理由もなく待遇・処遇面での差別を受けています。今回の裁判では賞与の支払いを求めていますが、クローバーでは、正社員には業績と関係なく一律で賞与を1月分支給しているにも関わらずパート社員に一切賞与を支払っていません。

 有利な条件背景に賞与でも勝つ
 これまでも、パートタイマーや有期雇用の所謂非正規労働者への賞与の支払いを求めた裁判は行われてきましたが、支払い命令に対して裁判所は極めて消極的慎重な姿勢をとり続けてきました。クローバーのケースはそれらの裁判と比べ、極めて有利な条件が揃っており、画期的な判例が出されるのではと提訴に先立つ記者会見でも多くのディアからの注目を集めています。

 意見陳述に身を乗り出す裁判官
 第1回期日では原告による意見陳述が行われました。クローバーで働く介護と看護の労働者が、それぞれひとりずつ自身の思いの丈や現場での労働の実態、今回の裁判の意義について裁判官に陳述しました。それらの陳述を聞き、一番強く感じたのは「介護の現場が崩壊してしまう」という強い危機感でした。理不尽な待遇格差や違法な労務管理によって労働者の生活が破壊されてしまい、これ以上「労働者の介護離れ」が進めば介護そのものが成り立たなくなってしまいます。裁判官は終始身を乗り出して真剣に2人の意見に耳を傾けていました。
 次回の期日は6月12日(金)午後2時から行われます。この裁判を組合のみんなで支え、介護業界の労働環境改善のための画期的な判決を勝ち取っていきましょう。

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月~土曜日 10~19時 ※緊急相談は随時対応します。
〒151-0053 東京都渋谷区代々木4-29-4西新宿ミノシマビル2F
ユニオン運動センター内 プレカリアートユニオン
TEL03-6276-1024 FAX03-4335-0971【FAX番号が変わりました】
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メールinfo@precariat-union.or.jp
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