遠く海を望む山峡に
ワイングラスみたいな三日月が
ゆるゆると昇ってきた
絵の具すべてをぶちまけた夕焼けの下では
還る場所がない孤児なこころと
明日にも死んでゆく諦らめとが
交差するカオスへの入り口になる
生活に追われるばかりだった日々に
ギターを弾くことも
君のために作った唄もみんな
すべて忘れてしまった
死者の想い出で一杯になりながら
すべてをぶちまけて
粉々になってしまいそうな
ぼくの脆いワイングラス
号泣こそが夕焼けに相応しいというのに
泣くすべももう
とうの昔に忘れてしまった
ワイングラスみたいな三日月が
ゆるゆると昇ってきた
絵の具すべてをぶちまけた夕焼けの下では
還る場所がない孤児なこころと
明日にも死んでゆく諦らめとが
交差するカオスへの入り口になる
生活に追われるばかりだった日々に
ギターを弾くことも
君のために作った唄もみんな
すべて忘れてしまった
死者の想い出で一杯になりながら
すべてをぶちまけて
粉々になってしまいそうな
ぼくの脆いワイングラス
号泣こそが夕焼けに相応しいというのに
泣くすべももう
とうの昔に忘れてしまった