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Channel: 詩人PIKKIのひとこと日記&詩
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日本亡国の諸悪の根源は公明党!

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2018年01月24日
老評論家自殺の死因<本澤二郎の「日本の風景」(2864)
<真相は妻に先立たれ、支えを失ったため>
 西部という老評論家が自殺した。死因について、あれこれ憶測が流布しているので、同業相憐れむという、真相を明かす責任があると思って、筆をとった。死因は極めて単純である。妻に先立たれた老人は、途方に暮れて、人生に絶望する。その結果であるが、なぜ冷たい川に飛び込んだのか。おそらくは、精神的におかしくなってしまったのではないか。陰謀説は論外である。


<人間は希望・心棒がないと生きられない動物>
 人間は希望を持っていると、挫折しても踏ん張って、自殺など考えない。幼いころの自殺願望は、両親や学校の先生にとことん、叱られたりすると、生きていても仕方ない、と考えてしまう。支えが無くなっての絶望である。
 近年は若者の自殺が増えている。これは社会に絶望感があふれているためで、原因は政治と関係する。日本SOSは、不公平な格差の増大とも関係している。人生に希望が持てない証拠である。社会が健全でないせいだ。この5年が著しい。

 老人の絶望は、特に妻を亡くした時に襲い掛かってくる。人間一人では生きられない。特に台所に立った経験のない老人は、特に厳しい。自ら経験しないと、このことは分からない。第三者には理解不能だろう。
 しかも現在の若者は、親を大事にしない傾向が強い。日本の戦後教育の欠陥の一つといっていい。よく老人を施設に追い出す家庭があるが、施設は墓場そのものである。自宅介護が正しい対応である。
 西部宅の内情を知る由などないが、死因の第一は妻を亡くしたこと、第二は息子らとの関係がどうだったか。救済の道は再婚であるが、これが実際のところ、なかなか容易なことではない。結局、人間は一人では生きられない。
 西部自殺は、昨今の妻に先立たれた家庭の状況を物語っている。そこへもってきての軍拡による福祉削減が重なると、政治からも「死ね」と催促されることになる。これは物凄いストレスである。
<東芝とやくざに怒り百倍!>
 以上は、筆者の体験を背景にした公正客観的な死因分析である。根本に人間の弱さがある。群れる動物は、百獣の王・ライオンでさえも家族で行動している。象もそうである。いわんや、肉体的には彼らよりも劣る人間は、なおさらのことである。
 群れることで生きる人間が多い。いまの政府を構成している日本会議もそうである。したがって、群れる人間は格好のいいものではないが、言論界でも権力に癒着、走狗となっている。議会・司法界も同様であるため、せっかく憲法が保障した三権分立が機能していない混迷日本である。

 あらぬ方向に筆が走ってしまったが、要は人間、一人では生きられない。社会の最後の最後の構成員・核である夫婦の結びつきが破壊すると、残された一方を絶望の淵に追い込む。
 人を絶望に追い込んだ悪魔への怒りが、自殺願望を封じ込めるものであるが、筆者の場合は東芝とやくざである。西部の怒りはあきらめに変質してしまったのだろう。
<怒りが生きる希望を生み出す!>
 筆者は、生きている限り、東芝の不正・腐敗に的を絞っている。それは息子を医療事故死させられ、それについて一片の反省の弁を聞くことがないためだ。謝罪の心が、東芝病院・東芝顧問弁護士に、全くないためだ。
 遺族を人間として待遇しない。犬猫同類にしか扱おうとしない対応への激しい怒りである。さらに加えて、そうした東芝の対応に13年間、息子の介護をしてきた妻が、その衝撃で、重い病にかかって、息子の後を追ってしまった。一度に二人の身内を失った衝撃を、多くの日本人は、敗戦時ならいざ知らず、最近では聞かないだろう。
 正に、絶望で天を仰ぐ心境であるが、息子に次いで、妻をも奪った東芝に対して、心底許せない。その衝撃を再婚に掛けた。再婚したことで、一人から解放され、対話のある社会の核が再生、台所問題が解決できた。
 こうして日々、変わらずにパソコンに向かっていられる。小さな社会を創り出すことに成功したからである。

 思うに、毒舌家の西部に再婚の可能性があったのかどうか。相手が見つからなかったのかもしれない。むろん、過去には、多摩川上水に情婦を道連れに自殺した作家がいるが、これは作家としての限界・生きがいを喪失した結果であろう。
<妻を大事に、大事に!>
 筆者には、もう一つの怒りがある。幼いころの友人である戦争遺児を、やくざにレイプ、性奴隷の後、逃げ出そうとした場面で、ドーカツされ、突発性の大動脈りゅう破裂で即死させらた、この仇討ちも、生きる事由である。
 改めて、やくざが跋扈する日本に衝撃を受けた。「木更津レイプ殺人事件」の追及も、当面の仕事である。自殺の観念はこれっぽちもない。
 ここ1週間ほど、中国の寧夏衛星テレビで放映している「水滸伝」を見ている。「弱いものを助け、強いものに鉄槌を加える」という梁山泊の宋江に、島国に見られない大陸の勇猛果敢な人間模様に感動したりしている。
 宋江の別名は、公明である。公明党の名称は水滸伝から取ったものか。そうだとすると、いまの腐敗した公明党は、名前を変えるべきだろう。
<希望のパートナーを探せ!>
 老人は、老いた妻を大事に大事にすることが、何よりも大事である。そうして孫や子供のための政治改革に取り組むのである。万が一、妻に先立たれた老人は、それでも多少は無理しても、パートナーを見つける必要がある。見栄や外聞に問われては、生き馬の目を抜く非情な社会では、押しつぶされるだけである。

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