詩　五月

五月に相応しいものとは
波と風と　翻る旗と
あらゆるものへの絨毯爆撃

ぼくらにはもう
風と波などは望むべくもない
待ち受けているものは
ただ破壊するがための絨毯爆撃ばかり

あらゆる価値がますます
金のあるなしで量られ
その末期的資本主義思想に
誰もがとっくの昔に腐食している

五月になってももうぼくらは
腋毛のような磯の香を懐かしむことはない
風だった頃のお前を忘れてはいけない
旗という旗が風に翻っているというのに


■この最新の詩を書く動機になったのはー
信頼が地に落ちた検察に変わって警察が・・という近未来ネット管理社会化の再構築ではという疑念だった。
◆そう推理せざるをえない記事「ヤフーとドコモが法的手続きを一切吹っ飛ばして、『任意』で個体識別番号情報を警察に提供した」はー「ここ」
◆推理作家顔負けの推理に拍手したい記事「京大入試投稿カンニングにみるマスコミの狂信的な偏向ふ゛り」はー「ここ」
なんだか最近、公務員守秘義務違反の報道ばかりではと思う。
国家官僚・企業官僚やマスゴミたちがますますやりたい放題だ。

入試カンニング問題も、児童ポルノサイト規制報道も・・どうも胡散臭い絨毯爆撃的なマスコミ報道と思う。
何故これほど即座に、マスコミが駆けつけてカメラに写して、その浪人生等の情報が毎日しつこいくらいに、全マスコミで嫌になるくらいの報道なのか・・
警察の誰かが、公務員守秘義務違反で違法に流してるというよりも、警察が組織的に、そのような違法行為をやっているというのか？
その目的はいったい何なのか？
次期総理候補（アメリカ、官僚、マスコミの）前原や野田やレンホウの・・小沢氏のとは比較にならないほど悪質な「政治資金違反」報道をめだたなくするためなのか？
それとも、表題のような新しいファシズムのためのネット管理弾圧のためなのか？

この流れはー
売国奴小泉元首相や偽右翼都知事石原政治の継承中とも思える。
さらには、小沢一郎冤罪・国策捜査・・何故一人の名前不詳の申立て人が、検察が数年間膨大な税金をを使って二度も起訴断念した次期候補小沢氏を告発し、検察審査会員を指名し交通費等を支給した検察発表では存在自体も疑わしい二転三転する年齢構成の「検察審査会」という検察の下部組織が、検察以上のこの国最高の「起訴権」（社会的生命を抹殺可能）という権力を持つのか？
これではまるで、北朝鮮のような独裁国家以下ではないのか？
民主主義国家や法治国家等という美名で国民を騙くらかしてるのは、より悪質ではないのか！
どんな国民の社会的生命を、一握りの高給官僚数人が好きなように弄ぶことができる国家とは！

都知事石原の言論弾圧以降ずっと、この国の真の支配者層の官僚組織が目指してきた官僚による新しいファシズムの流れ（戦前の軍事・検察警察官僚独裁へとだろうけど）の一端なのではと思う。