灰色の空がどこまでも続いている
なにもかもを昨日の記憶のように覆いつくしながら
いつの間にか灰色の猫のようにうずくまって
もうどこにも行く当てもなくなってしまった
心というほどのものもないというのに
ニャーと鳴いては虚空を見上げる振りをする
この錆付いた線路を歩いてゆけば
いつかは故郷へたどり着けるのだろうかと思いながら
↧
詩 灰色の空のした
↧
灰色の空がどこまでも続いている
なにもかもを昨日の記憶のように覆いつくしながら
いつの間にか灰色の猫のようにうずくまって
もうどこにも行く当てもなくなってしまった
心というほどのものもないというのに
ニャーと鳴いては虚空を見上げる振りをする
この錆付いた線路を歩いてゆけば
いつかは故郷へたどり着けるのだろうかと思いながら