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Channel: 詩人PIKKIのひとこと日記&詩
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「天下三分の計」以後の日本を推理する

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日本の政治は三国志時代的な様相を呈してきた感がある。
それを判断するキーワードは、「消費増税」「TPP」「言論弾圧ファシズム化」だが、その背後にあるものとは・・「デフレ不況継続」「国家主権喪失」「改憲=戦争可能な国家化」であり、それを推進してきた、財務省中心の官僚組織と米国と財界の走狗が仕切ってゆくことだろう。

これらすべてに賛成の野田民主党政権派(小泉新自由主義の後継)と財界は、米国の後押しや奴隷的官僚組織の支持があるので魏的で、部分的に賛成な自公〜みんなの党・橋下維新派までは呉的で、最後の小沢鳩山正当派民主党は蜀になぞらえることが可能だ。
(党利党略第一の護憲派は体制のガス抜き機能が不要になったら真っ先に消滅だろう)

ただ次の選挙で圧倒的に有利なのは、呉的な自公〜みんなの党・橋下維新派までの勢力であり、ここに財界やアメリカは軸足をシフトさせて、新たな小泉新自由主義の政権がファシズム独裁体制を作りあげることだろう。

日本が生き延びる唯一の道は、二年前にその政権公約が支持されて日本史上初めて「平和革命」を成し遂げた小沢鳩山民主党が再度政権を取ることだが・・橋下や石原がますます支持されるファシズムが大好きな日本人が増えつつある現状を考えると、それは到底難しいだろう。

もし唯一の望みがあるとしたらー
原発事故のあまりの理不尽さや不正義(鬼畜企業東電の人災や汚染食料野放しや瓦礫処理・除染で日本中に放射能汚染)への日本人の怒りの爆発と・・
歴史的に東北の大地震と100%連動(10年以内に)しているという首都圏での大震災が起きることくらいだろう。
でもそれはまた、過去十数年間の財務省日銀の意図的デフレで数割減少中のGDP・税収・平均年収・雇用に破滅的被害をもたらして、ファシズム独裁化を加速する恐れもある。



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