い星々の時を
衛星よりも速く過ぎ去りながら
音もなく追跡し続ける監視用人工衛星の軌跡
監視カメラだらけの薄汚い低国は
もはや滅び去るしかない
殺意など狙撃には無益なもの
ナイフは遠い思い出のために秘めるもの
ブラックホールのように生きるしかないが
誰もが盲目にと洗脳誘導されながら
誰もが疑うことなく群盲象を撫でるばかり
意味を失った言葉の魔の海で
耳を塞ぎ口を塞ぎながら
時代を超えてやって来た難破船のように
我等の最後の廃市へと恐る恐る入港してゆく
他の生命を易々と手にかける者よ
誰もを鎖に繋いで金儲けしようとする者よ
自然を破壊し住めなくし
命じられるまま人体実験をする者どもよ
どいつもこいつも
早くくたばりやがれ!
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詩 どいつもこいつも早くくたばりやがれ!(推敲)
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