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Channel: 詩人PIKKIのひとこと日記&詩
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ハルピンを中心とする鉄道と岸信介と石井四郎 弓場清孝

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https://ameblo.jp/masaya1015/entry-12605512146.html
まず、下の鉄道網をご覧下さい。

 ハルピンに集中して集まっていることが判ります。ハルピンにはご存じの通り、悪名高きあの関東軍防疫給水本部である石井四郎が率いる731部隊もあり、路線はその本部の敷地内まで敷設されていました。 (マルタを閉じ込める監獄の右下)

 この路線の敷設の手法はアウシュビッツと同様でしょう。

関東軍というのは、もちろん満州を侵略して日本経済を潤す、あるいは活性化するのが目的でしたでしょうが、当時の内閣には反対の意を唱える政治家もいたのでしょうが、結局、関東軍の主導の下に、満州国を立ち上げ、それにあたっては、建国理念として日本人・漢人・朝鮮人・満洲人・蒙古人による五族協和と王道楽土を掲げました。しかし、これは名目上でしょう。五族協和などというものは、731部隊が行った生体実験(惨殺行為)などにより、考えることができる、明らかな侵略行為そのものでしょう。

 いわゆる、ヒトラーが行ったことと同じようなものでしょう。もしくは、それより、酷い行為だったと想像できます。満鉄を造るにあたって、路線幅を広げました。余った鋼鉄の一部には日本刀にも使われました。なぜなら、優れた鋼材だったからです。



 そういうところにも目を付けたのが、安倍晋三の爺さんの岸信介だったのです。岸は戦時中、東条英機首相率いる内閣の閣僚として戦争遂行の一翼を担うことで経済を仕切り、満州国の実業部総務司長に転出したのは1936年10月。翌年には産業部次長兼総務庁次長に昇進し、満州国の実質的な最高首脳のひとりとなっていました。ちなみに、1939年にはノモハン事件もあります。



 岸と石井四郎の結びつきは、アヘンあるいは、軍事物資と兵を運ぶ満鉄、車両(後の日産、トヨタ)なども浮上します。



 いうまでもなく、この二人は戦犯を免れています。石井四郎は生体実験の資料をGHQに25万円で売り、岸は東条内閣を閣内不一致で倒閣させた最大の功労者であることが戦犯を逃れた主な理由となっていますが、みなさんで考えてもみてください。



2020年6月20日

船橋市海神:弓場清孝


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